【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】シャルル=トリスタン・ド・モントロン
【性別】男性
【身長・体重】179cm・74kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力E 幸運A 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
ただし、砒素を忍ばせる場合はこの限りではない。
【固有スキル】
黄金律(凶):D
ナポレオンから相続した財産を自由に使用する事が可能。
生粋の浪費家であるとモントロンととても相性の良いスキル。
情報の撒き餌:B
“
情報抹消”とは真逆のスキル。
現場に敢えて証拠を残し、自分が犯人であることを暗に示す。
一見
マイナススキルのようだが、敵のミスリードを誘う情報攪乱作戦などに転用可能。
【宝具】
『緩める毒盃(セントヘレナ・アルスニック)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
砒素を用いてナポレオン暗殺を行ったとする逸話を具現化した宝具。
モントロンが特定の人物に対して悪意を向けることで、その悪意を魔力で形成された砒素毒に変換、触れた物に浸透させ、
毒が浸透した物に触れる、ないし口に入れるなどすることで対象を被毒させる。
被毒対象を設定できるため、生前より自由度が高く、尚且つターゲットを絞った殺害が可能となっている。
生前、毒によって死んだ英霊には被毒によるダメージ率が上昇する。
なお、対毒・耐毒スキルや、生前の毒耐性の逸話などで被毒確率を軽減できる。
【解説】
フランス第一帝政に仕えた将校で、ナポレオンのセントヘレナ島流刑の際、随行したうちの一人。
また、同じく随行者であるグールゴー、ラス・カーズらとともに彼の回想録を執筆した一人でもあり、
ナポレオン暗殺の嫌疑を古くから掛けられている人物でもある。
軍での前歴は海軍勤務であったが革命戦争後半期に陸軍に転身し、ブリュメールのクーデターなどで活躍。
1809年のアルペルン・エスリンク会戦では武功を挙げ、ナポレオン退位の際には徹底抗戦を主張。
百日天下後のセントヘレナ島流刑の際にも、妻アルビーヌとともに付き従った。
ラス・カーズ、グールゴーが島を離れる中、モントロンはナポレオンが死ぬ1821年まで島に残り、
多くの随行員を突き放す多額の遺産を(すぐに使い切ったようだが)受け取った。
その数十年後、ルイ・ナポレオンのお粗末なクーデターに参加したことで、一時収監されるも後に釈放。
彼は1853年に多くの謎を残したまま死んだ。生前、自身がナポレオン暗殺犯であることを仄めかす発言を、度々行っていた。
(本当に犯人だとして)犯行動機は今以って不明だが、妻とナポレオンの不倫が理由の怨恨、ダルトワ伯からの密命などが挙げられている。
セントヘレナ随行員は、他にも宮廷大元帥アンリ・ベルトラン一家、侍従のルイ・マルシャンなどがいる。
(ナポレオンの副官アンヌ・ジャン・マリー・サヴァリも志願したが容れられず、別の流刑地に流された)。
さらに、現地の者も含めた複数人の侍医に加え、東洋人スタッフも30数人以上、ナポレオン最期の住居ロングウッド・ハウスに務めていた。
最終更新:2017年11月05日 18:00