【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】平山行蔵
【性別】男性
【身長・体重】151m・48kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久D 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
狂化:D
筋力と耐久のパラメータを1ランクアップさせる。
言語能力、思考能力が低下するデメリットもあるが、スキル:武の求道の効果で武装時のみ相殺可能。
【固有スキル】
勇猛:A
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
武の求道:B
地位も名誉も富も女も無視して、ただ一心に武を磨いた者たちに付与されるスキルの一つ。
行蔵が刀剣を手にしている限り、戦闘能力が向上し、精神攻撃に対する耐性をある程度獲得する。
忍術:C
忍者たちが使用する諜報技術、戦闘術、窃盗術、拷問術などの総称。
各流派によって系統が異なる。平山行蔵の場合、伊賀流となる。
【宝具】
『赤心報国焼印(せきしんほうこくのやきいん)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0~10 最大捕捉:10人
自身が述べた「己と囚人らに“赤心報国”の焼き印を押し、これを率いてロシアを撃滅する。逃げるものがいれば焼印を目印に首を跳ねる」
という過激な対露作戦が宝具となったもの。
自分自身と効果範囲内の者の額に赤心報国の印を浮かび上がらせる。
平山行蔵がこの印を持つ者に攻撃する時、対象の『逃走』『不義』『不忠』の度合いに応じて威力が上昇する。
【Weapon】
『左文字』
『仁王清長』
共に三尺八寸(約115cm)という、かの物干し竿(三尺余り)をも凌駕する長刀。
(なおFateにおける小次郎の物干し竿は五尺)
【解説】
江戸後期の兵法家。名は潜。字は子龍。号は兵原、兵庵、潜軒、練武堂、運籌真人。
講武実用流の開祖にして「文政の三蔵」の一人。
怪力無双で知られ、最強力士と名高い雷電爲右エ門と力比べして勝利したと伝わる。
勝海舟の父、勝小吉を弟子としたことでも知られる。
伊賀同心の家に生まれる。
「治にいて乱を忘れず」をつねに心掛け、
毎朝7尺の棒を振ること500回、長さ4尺・幅3寸の居合刀を抜くこと200回~300回、
読書をしながらケヤキの板を両拳で叩いて拳骨を胸板を突き破れる程に鍛えあげ、書に倦むと水風呂に入って惰気を払い、粗食と冷酒を糧とする生活を送った。
真貫流の剣を学び、一流を起こして忠孝真貫流と称し、後に講武実用流と改めた。
その剣風は「剣術とは敵を殺伐することなり」
「われは思い込みし所をただ一刀に打ちすえ、万一あやまることあるその時は、肝脳地にまみれておわるのみ」と述べる激烈な代物であったという。
一方で、その才覚は剣一つに留まるところではなく、
諸流に技を学んで、槍術、柔術、居合術、砲術、水泳術、馬術、弓術、棒術などあらゆる武芸に通じた。
その上、兵学や儒学は無論のこと、農政や土木に至るまで研究する文人でもあり、その著書は五百巻にも及んだという。
かように文武両道の人物であった行蔵はやがて「兵聖閣武道塾」を開き、門弟に文武の道を教えていたが、
特に剣術を教授するにあたっては、一尺三寸の短い竹刀でもって三尺三寸の竹刀の相手に立ち向かわせるという厳しい鍛錬を課した。
これは戦いに臨んで臆さない心を身に着けさせるための鍛錬であり、
「米一俵かつぎえぬ非力にても、武士の本分をつくす場に臨んでこの勇猛心が堅固ならば、すなわち
一騎当千の士ぞ」と述べている。
「べらぼうめ」を口癖とし、晩年まで文弱の時勢を嫌悪していた一方、生涯妻帯しなかったことを後悔していたという。
自らの鍛錬のため、また老母のためと妻帯しなかったものの、その故に血統を絶やすことになり、かえって親不孝になった、と。
最終更新:2017年11月30日 22:22