【元ネタ】フランス・史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ルイ=ジョゼフ・ド・モンカルム
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
【固有スキル】
出張者:C
遠征や旅行など、当時は行くことが困難であった未知の領域に向かった者が得るスキル。
未経験の場所を移動しても有利な補正がかかる。
守護騎士:D
他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
不本意ながら、ケベックを守り切れなかった為にこのランクとなる。
軍略:E
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
新大陸における仏英間の戦争で、最大の勝利と最大の敗北を経験した指揮官である。
【宝具】
『カリヨン砦(フォール・カリヨン)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:500人
ライダーが英軍から守りきり、後にタイコンデロガと改名され、現存する砦。
ライダーの勝利で実像以上に難攻不落と捉えられた砦を出現させる。
砦の内部ではライダー陣営に補正がかかる他、正体を知らなくても「難攻不落」という心理的な負荷が、
砦の前に立った時点で侵入者を心理的に圧迫する。
『厭な物は見ずに済む(デゼスプワール・クーペ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:2人
自らの敗北によって生じるケベックの陥落を予想しながらも、自らの死によってそれを見ずに済んだという、ライダーの不幸中の幸いがもたらした宝具。
「厭な時間」をランダムで一定の間切り取り、その間に起きた精神的・肉体的ダメージを消失させる。
周囲には急にライダーとマスターが回復した様にしか見えないが、ライダーとマスターに見えるのはいきなり中間を飛ばして出現した現実である。
見ずに済む代わりに、その間に起きたことを知ることも出来ない。
【Weapon】
『無銘・剣』
『無銘・馬』
馬上で指揮をとる肖像画が残されている。
【解説】
フランスの将軍・侯爵(1712~1759)。最終階級は中将。
9歳から軍隊に身を置き、オーストリア継承戦争などの欧州での戦いに従事。
その後新大陸におけるイギリスとの戦いに身を投じ、現地の民兵やインディアンと正規軍の混成軍を率いて度々戦闘、平地での正規戦を理想としていたためにゲリラ戦術が可能な地点でも
活用しなかった点を後世失策と評されているが、カリヨン砦の防衛戦では敵将アバークロンビーが判断の誤りを重ねたこともあって4000のフランス兵で18000のイギリス兵を撃退した。
この時、味方の戦死者は敵の十分の一であったという史家も存在する。
しかし終盤の戦績は芳しいものではなく、
アブラハム平原の戦いで大敗、自らも致命傷を負ったと
医師に聞かされた際の言葉は「それはよかった。ケベックの陥落を見ずに済む」であったという。
1763年、パリ条約締結。現代でも独立傾向があるケベックは正式に英領となった。
最終更新:2018年09月01日 10:43