レエヤア・ネヤニ

【元ネタ】ナヴァホ族の神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】レエヤア・ネヤニ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・71kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合は、 マスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
風の囁き:A
 危機的状況の際に風神ニルチッイから送られる助言。

【宝具】
『絡め捉える稲妻の矢(アウオオラガハル・カッアー)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50人
 『強い風』、『ナイフ少年』という二柱の神(?)から授かった雷光の矢。
 名は“幕状の電光矢”を意味し、名の通り標的を捕え、同時に雷撃による継続ダメージを与える。
 放たれてから標的を逃さない最適なタイミング・形状で拡散する為、回避は非常に困難。
 その形状を利用して敵の進出や攻撃を阻む防御宝具としても活用可能。

【解説】
アメリカインディアン・ナヴァホ族の神話に登場する人物。
後述する狂乱の妹から神々によって地下に匿われた時に『地下で育った人(レエヤア・ネヤニ)」と呼ばれた。
ある田舎に身持ちのいい美しい娘がおり、この娘の12人の兄は腕の良い猟師で、
家にはいつも食肉がたくさんあった。妹はトリックスターのコヨーテのマッイイと結婚したが、
兄たちはマッイイのことを疎ましく思った。とは言っても直接的なケンカはしなかった。
ある時マッイイは自業自得でつい死んでしまうが、兄たちはこれに対して冷淡であり、妹は憤った。
妹は夫から教わった魔術で熊に変ずると、夫の仇と兄たちを殺していった。
その中で末弟だけは神々に助けられて逃げることが出来たが、妹は諦めず追ってくるので、
末弟は神から授かった矢で妹を殺した。
末弟は妹の死体に向かって、生き返ってもいいが、自分の種族に役立ち、世を乱すなと言うと、
妹の首は本物の熊となり、乳房はマツの実となった。
その後、死んだ兄たちは神によって生き返らせてもらい、妹なしの生活を始めたが、
末弟だけは兄たちとは違う場所で暮らした。

【コメント】
いい加減な性格でだらしないと語られ、兄たちによくパシリにされていた。
しかし尤もな理由でマッイイが狩に同行するのを賛成したシーンもあり、兄たちより聡明に見える。
妹を倒したのは鎖状の電光矢(アティニトルッイシュ・カッアー)の方だが、
そっちは別の英雄で使ったので幕状の方で。適正クラスはアーチャーのみ。
最終更新:2020年03月22日 20:23