マッイイ

【元ネタ】ナヴァホ族の神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マッイイ
【性別】男性
【体高・体重】60cm・20kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力EX 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 獣のくせにやたら器用である。

【固有スキル】
高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。

話術:A+
 言論によって人を動かせる才。
 言霊が宿るほどの卓越した話術により、他人を挑発したり騙したりすることが出来る。
 挑発に関しては成功率100%だが、キャスターは生来の性質のせいで建設的に話術を使えない。

【宝具】
『憎たらしき不滅の道化(ナヴァホ・トリックスター)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 鼻先に宿った生命。ここを潰されなければキャスターは何度でも復活する。
 その不死身っぷりは凄まじく、身体を粉々に砕いて、骨の破片を違う場所にバラ撒き、
 残骸は焼けつく太陽の元の晒しておいても何事もなく復活した。
 キャスターは多方面から嫌われていたが、それを嘲笑うように復活しては場をかき乱し、
 最期にようやく完全に死んだと思ったら、トラブルの種を残していった(本人のせいじゃないが)。
 この生き様こそが彼の真の宝具とも言えるのかもしれない。

【解説】
アメリカインディアン・ナヴァホ族の神話に登場するトリックスターのコヨーテ。
“第四世界”が洪水で滅ぶ原因を作ったり、“第五世界”の星々を滅茶苦茶に配置してしまったり、
そのトリックスターぶりのスケールは非常にデカい。
邪悪な心を持つわけではないが、気ままな言動のせいで嫌われまくる。
自分の目玉で遊んでいたら目玉を無くしてしまい義眼になったので視力が悪い。
また、マッイイの生命は鼻先にあり、そこが無事ならば全身を粉微塵にされても復活する。
ある時、マッイイはとある美しい娘に求婚したが、娘は無理難題を課して断った。
しかしマッイイら口先で巨人を倒したり、死から復活して見せて難題を達成し、
更に娘を口車で丸め込んで同衾に持ち込み、チンポで堕として結婚した。
しかし、マッイイは娘の兄たちからは(ていうか関わる者ほぼ全員)に疎まれていた。
マッイイはある時、カワウソ人間たちに喧嘩を売った報いとして遂に完全に殺されてしまった。
妻はマッイイから教わった魔術で熊に変身して夫の仇を討ったが怒り収まらず、
無関係の兄達まで殺していった。

【コメント】
「口先一つで巨人を倒す」をマジでやってる。
神話によくあるパターンだが、コヨーテと言いつつ弓を射ったり
明らかに人間的な体構造をしている。イメージとしてディズニーキャラくらいだろうか。
適正クラスはキャスターとアーチャーだが、トリックスターというクラスがあればそれだろう。
最終更新:2020年03月22日 20:24