アズザニ・シャシュ・ナドレエエ

【元ネタ】ナヴァホ族の神話
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】アズザニ・シャシュ・ナドレエエ
【性別】女性
【身長・体重】149cm・39kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
復讐者:B
 被ダメージによるNP上昇率が高くなる。恨み・怨念が貯まりやすい。

忘却補正:B
 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
 忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。

自己回復(魔力):A
 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
 傷だらけになりながらも夜が明けると元気いっぱいになって復讐へと出かけた逸話により、
 その回復効率は非常に高い。

【固有スキル】
分霊箱:B
 神話・民話によく見られる魔物の生命の類型。
 アヴェンジャーの場合は、栗鼠が守る草むらにその命が隠されており、
 そこを突かれなければ肉体が破壊されても完全に修復される。
 その特性上、啓示系のスキル保有者とは最悪の相性である。

魔術:B
 夫のコヨーテ・マッイイから習った魔術。
 宝具である変身魔術の他に、回復魔術や占術を使用している。

【宝具】
『哀れで狂った嫁御前(シャシュ・イシュトリズ)』
ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 自らを狂暴な魔獣へと変貌させる能力。
 その戦闘力は高位の幻獣にも匹敵するが、一度変身してしまえば
 アヴェンジャーの思考は“復讐”と“殺戮”で固定されてしまい、
 ほんの少しでも怒りを覚えた相手を絶対に許さない。
 性質が悪いことに、それでいて理性をちゃんと残しており、
 殺戮のための用意周到さすらも備えている。

【解説】
アメリカインディアン・ナヴァホ族の神話に登場する人物にして魔獣。
アズザニ・シャシュ・ナドレエエとは『災いをもたらす熊に変わる女』の意味である。
トリックスターのコヨーテのマッイイは身持ちが良く美しい娘の噂を聞いて、さっそく娘に求婚した。
娘は家事も達者で神々に言い寄られるほどモテたが、
求婚者に無理難題を課す為、誰とも結婚していなかった。
娘はマッイイにも巨人殺しと四度の死からの復活という難題を出したが、マッイイはこれを見事に成し遂げた。
それでも娘はマッイイを追い返そうとしたが、マッイイは口八丁手八丁で娘と同衾に持ち込み、
そして娘はチンポに負けてマッイイにベタ惚れ、晴れて夫婦となった。
なお、マッイイはお返しとばかりに四度の死を課したが、娘の方も復活して見せた。
娘の命は、リスが守る草むらに隠されていた為である。
マッイイは娘の12人の兄から疎まれていたが、それとは別にカワウソ人間と
諍いを起こして完全に殺されてしまった。
娘はマッイイから習った魔術で茶色い巨熊(シャシュ・イシュトリズ)に変身して
毎晩カワウソ人間と戦って夫の仇を討ったが、更にマッイイの死に冷淡だった兄達まで殺し始めた。
末の兄だけは神々から助けられて何とか逃げたが、それでも追ってくる妹を末兄は矢で殺した。
末兄は妹の死体に向かって、生き返ってもいいが、自分の種族に役立ち、世を乱すなと言うと
妹の首は本物の熊となり、乳房はマツの実となった。

【コメント】
身長・体重は人間形態。ステータスは熊形態の表記。
とんでもないキチガイ女ではありますが、夫の復讐のために毎晩ズタボロになって戦い、
戦いの後は傷を癒しながら泣くシーンはちょっとクるものがありますね。
まあ、その夫との愛情もチンポによって生まれたものなんですが。
適正クラスはアヴェンジャー・バーサーカー・キャスター。
最終更新:2020年03月22日 20:23