檀林皇后

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】檀林皇后
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 本来は僧侶の修学の場である”檀林”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。仏教関連の道具を作成可能。

【固有スキル】
神通力:C
 仏教由来の能力。
 嵯峨天皇の前世は仏教系の仙人であり、キャスターは施主であった。
 前世や予言に関する逸話が正史に多く、宿命通や天眼通に優れている。

黄金律:C
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 前世から皇后の地位が約束されていたという富貴の相。

魅了:C
 異性を惹きつける見目の美しさ。
 生前美しかったキャスターは、死後自らの屍を見せ付けて無常の理を京都
 の貴賤上下に示したと伝えられる。

【宝具】
『九相帷子辻(きゅうそうかたびらのつじ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 死後、自らを風葬にさせたと伝えられるキャスターの姿を再現する。
 眼前でキャスターの姿が腐り、朽ちていくが、その様子を目にしていた者も自らの体が同様に腐り、朽ちていることに気付く。
 精神的に動揺するほど、腐り、朽ちる速度は上昇する。
 九段階ある変化が終了する前にキャスターを倒さなければ共倒れとなり、
 落ち着いているキャスターより動揺を示せば、自分だけ先に倒れてしまう。

【Weapon】
 『無銘・数珠』

【解説】
 嵯峨天皇の皇后(786~850)。本名は橘嘉智子。
 父の橘清友は眉目秀麗で、身長は小野篁と同じ六尺二寸(188cm)と体格にも恵まれ、
 諸書を博捜し、高麗の人相見から「子孫が大貴に至るであろう」と予言され、同時にあった予言通りに32歳で没している。
 その娘であるキャスターも容姿がよく、人となりも柔らかで、如来の三十二相のように手は膝より下まで伸び、髪は地に付くほど長かった。
 また内典のみならず外典の学習も奨励し、漢の鄧皇后(二人いるが、和帝の皇后の方であろう)に比せられている。
 政治的には承和の変に関与したとされるが、これは結果的に藤原北家による政界独占の端緒となり、自らの娘である廃太子の母にも恨まれている。
最終更新:2016年08月08日 18:05