【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】間桐桜
【真名】阿部定
【性別】女性
【身長・体重】168cm・55kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【固有スキル】
無辜の怪物:B
生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた女性の姿。
日本三大毒婦に数えられることもあり、事件発覚直後から大衆の好奇の視線に晒された。
能力・姿が変貌してしまう。ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
魅了:B(C)
異性を惹きつける妖艶さ。
アサシンと対峙した男性は彼女に対し、強烈な恋愛感情を懐く。
相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。
「無辜の怪物」スキルの効果によってランクアップしている。
性技:B(C)
性行為で相手に快感を与える手練手管。
Bランクであれば大抵の相手は満足し、アサシンとの関係継続を望む。
「無辜の怪物」スキルの効果によってランクアップしている。
精神異常:B(C)
精神を病んでいる。
妄執と独占欲により、愛する男を殺害し局部を切断して持ち歩くことすら躊躇わない。
精神的なスーパーアーマー能力。
「無辜の怪物」スキルの効果によってランクアップしている。
サディスト:E
相手への暴行を快楽として楽しむ性的嗜好。
欲望に身を任せることで、こちらが攻撃している間、
他者からの干渉を低確率で無効化する。
精神鑑定では、アサシンは残忍性淫乱症および節片淫乱症と診断されている。
しかし、性交中に石田吉蔵の首を絞めたのは彼からの希望であり、
アサシンがサディストというよりは石田がマゾヒストだったのだろう。
【宝具】
『狂愛魔境・失楽園』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
ホルマリン漬けにされた石田吉蔵の局部。警察が証拠として保管していたもの。
真名開放によって対象の下腹部に取り憑く。
開放中はアサシンの持つスキルがすべてA+ランクとなり、
対象にはA+ランクの「マゾヒスト(窒息)」スキルが付与される。
つまりアサシンと窒息プレイをしたくてたまらなくなるのである。
性交中の扼殺を防ぐには、精神的な強さで抗う他ない。
もちろん女性にも有効。
【Weapon】
『無銘・包丁』
石田吉蔵の局部を切り落とした包丁。戦闘力の低いアサシンにとってはお守り程度。
宝具を使用したあと、相手の死体から改めて石田の局部を切断するのにも使用する。
そんなことをしなくても宝具は戻ってくるのだが、精神的なスイッチとして必要らしい。
なお、アサシンは事件の舞台となった旅館でナイフを石田の局部に置き
「もう他の女性と決してふざけないこと」と凄んでいるが、そのナイフと同一のものなのかは不明。
『無銘・腰紐』
石田吉蔵を扼殺した腰紐。
【解説】
日本の芸妓、遊女。1905年(明治38年)5月28日生~没年不明。
いわゆる「阿部定事件」の犯人として知られ、日本三大毒婦に数えられることもある。
江戸時代から続く裕福な畳屋の一家に生まれるも、家庭環境に恵まれず、不良の道を歩むこととなった。
17歳の時に芸妓となり、20歳の時には遊女へと身を落とす。
有名な飛田新地で働いていたこともあったが、失敗とトラブルを繰り返して各地を転々としていた。
30歳の時、働き先の料亭の主人である石田吉蔵と不倫関係になり、出奔。
滞在先の旅館で、窒息プレイの末に石田を扼殺した。
さらに包丁で彼の局部を切断し、逮捕されるまでの3日間持ち歩いた。
シーツと石田の左太ももには「定、石田の吉二人キリ」と、石田の左腕には「定」と血で書かれていたという。
殺人罪で有罪となり、服役。1941年に恩赦されるが、その後もトラブルの多い生活が続く。
1974年以降消息不明となり、2018年現在も発見されていない。
毎年石田の命日になると、彼の永代供養を依頼した寺に花束が届けられており、送り主はアサシンだと考えられている。
1987年を境に送られることはなくなったため、おそらくこの時期に死亡したのだろう。
その話題性から、阿部定事件をモデルとした小説や映画は多数制作されている。
有名所としては、大島渚の「愛のコリーダ」、渡辺淳一の「失楽園」およびその映画版・ドラマ版など。
映像作品においては、川島なお美、黒木瞳、杉本彩といったそうそうたる女優がアサシンを演じている。
妖艶なイメージが固まったのは、これらの創作の影響もあるのかもしれない。
余談だが、報道などで性器を「局部」「下腹部」と呼ぶようになったのは、阿部定事件がきっかけとか。
多分、玉藻や清姫の同類。裏切るとチ◯コ切られる。
戦闘力は非常に低いが、魅了の通用する相手なら一方的に絞め殺すことも可能。
明治~戦前の女性殺人犯としては、
高橋お伝と双璧を成すんじゃなかろうか。
どうでもいいが、身長と体重は杉本彩と同じにしておいた。
最終更新:2020年03月22日 21:40