【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】葛木宗一郎
【真名】稲葉正休
【性別】男
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
【固有スキル】
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。
破壊工作:E
戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
敵兵力に対する直接的な攻撃ではなく、相手の進軍を遅延させたり、偵察や諜報を混乱させたりする技術。
判定に成功すれば、対象を暗殺に適した場所へ無警戒に近い状態で呼び出すことができる。
【宝具】
『是、選りすぐりの一刀也』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
高名な刀鍛冶に打たせた刀から、最も出来のいいものを選んで暗殺に使用した逸話の具現。
真名解放すると数本の刀が周囲に出現し、その中から一本を手に取ることで効果を発揮。
この刀を握っている間のアサシンの攻撃は、ダメージ判定において常に最高の乱数を引き当てられる。
万分の一であろうと確殺の見込みがあれば、無条件でそれを可能とする強力な暗殺宝具である。
無論、通常の白兵戦においても十分有用。
【Weapon】
『初代虎徹』
『美濃関兼房』
アサシンが老中暗殺に用いたとされる脇差。
虎徹はアサシンの墓がある日蓮宗報恩山宗延寺の寺宝として伝わっている。
しかし、アサシンの死後に著された書物「窓のすさみ」によれば
兼房を使用したことになっており、はっきりしない。
【解説】
江戸時代前期の旗本・大名。美濃青野藩主。若年寄。
従兄弟でもある大老・堀田正俊を暗殺したことで知られる。
暗殺の理由は、淀川の治水工事の任を解かれた私怨とも
正俊の専横に対する公憤ともいわれるが、定かではない。
暗殺当日、アサシンは正俊を江戸城の御用部屋(老中らの詰め所)付近に呼び出し、脇差で刺殺した。
アサシン自身も、居合わせた者たちによって斬殺されている。
江戸城内での刃傷沙汰は、江戸時代を通じて何度か発生しているが
加害者の側も若年寄という重職であった点が本件の特徴といえよう。
事件後、将軍の身の安全を理由に、御用部屋は将軍の居室から遠ざけられる。
将軍・
徳川綱吉と老中の間の連絡は側用人が行ったため、結果として側用人の権勢が高まることとなった。
柳沢吉保の台頭、さらには後年の田沼時代の遠因にもなった考えると、アサシンの行動の影響は小さくない。
この事件は、正俊の存在を疎んじていた綱吉による陰謀とする説もある。
コンセプトは「乱数に泣かされないアサシン」。低乱数一発が確定一発になるぞ!
同じ時代に赤穂事件が起こってるせいで影が薄いが、刃傷沙汰の内容だけならこっちも引けを取らない。
最終更新:2020年03月23日 22:30