【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】北畠顕家
【性別】男性
【身長・体重】151cm・38kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
カリスマ:C+
軍を率いる天性の才能。
奥州の諸軍勢、総数10万を号する大軍勢を率いるだけの器量を持ち合わせていた。
紅顔の美少年:A
人を惹き付ける美少年としての性質。
男女を問わずに対しては魅了の魔術的効果として働くが、抵抗の意思があれば軽減出来る。
対魔力スキルで完全回避が可能。
軍略:C
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
風林火山:A
孫子四如に由来する特殊スキル。
敏捷の大幅な向上、Cランクの
気配遮断、攻撃回数の増加、ACの上昇のいずれか1つの効果を受けられる。
この効果は自身だけでなく味方にも与えられる。
【宝具】
『花陵王(かりょうおう)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
花の御宴において舞った”陵王(
蘭陵王)の舞”の見事さから、
後醍醐天皇に花陵王と呼ばれた逸話から。
舞っている間、北畠顕家は物理的に輝き、またカリスマ・紅顔の美少年スキルのランクが大幅に上昇する。
また、紅顔の美少年スキルの効果を対魔力では回避できないようにする。
『顕家諫奏七条(このいさめ、ききいれられずば、われされり)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
激烈なる覚悟を以って後醍醐天皇の新政の失敗を諌めた奏上文。
自らの主に対して発動する宝具で、改めねばならないことが全七条に渡って書き連ねられた手紙を送る。
この七条に主が従っている間、あらゆる判定に有利な補正を得るが、
主が七条を一つ破る度に幸運判定を行い、失敗すると英霊の座へと帰還してしまう。
【Weapon】
『則国』
藤馬允則国の作刀。
北畠顕家が後醍醐天皇から拝領したと言われており、後に因州池田家に伝わった。
【解説】
鎌倉時代末期、南北朝時代の公卿・武将。
後醍醐天皇に仕え、たびたび
足利尊氏方の軍勢を打ち破りながらも、若くして夭折した名将。
史上最年少で参議に任じられるなど若手のホープとして頭角を現す。
後醍醐天皇の建武の新政では父・北畠親房と共に義良親王を奉じ、奥州の統治を担当した。
足利尊氏が反乱を起こし、後醍醐側と争うようになると、顕家は奥州の諸軍勢を率いて驚異的な速度で進軍。
各地で勢いに乗っていた足利方の軍勢を次々に打ち破り、ついには足利勢を京都から叩き出し、西国へと追いやることに成功する。
しかし、奥州にもまた足利方が蠢動しており、帰還した後も戦いに明け暮れることとなった。
顕家が奥州の足利方と戦っている間に、足利尊氏は再挙を果たす。
後醍醐天皇の求めに応じて再び上洛を企図する顕家であったが、
新田義貞との連携に失敗し、足利方との戦いの中で次第に消耗。
連戦で疲労した結果、石津合戦で敗死した。享年21。
死の少し前、反乱が度々起こる原因は後醍醐天皇の失政にあると判断し、
これを改めるように『顕家諫奏文』を上奏するも、後醍醐天皇は容れなかったという。
顕家をはじめ南朝方は優れた人物が多かったが、後醍醐天皇の不明の故に多くが倒れ、南朝は追い詰められていった。
最終更新:2020年03月23日 22:43