プラヤー・ピチャイ

【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】プラヤー・ピチャイ
【性別】男
【身長・体重】178cm・82kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷A 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
ムエボーラン:A+
 古式ムエタイ。戦場にて勝利し生き残るために編み出された超実践武術。
 Aランク以上ともなると、“型”から神秘を喚起し、自らの肉体に宿すことが可能。

乱戦の心得:C
 敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。
 軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。
 一対多の戦いに慣れている。

忠士の相:A
 マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。
 自らの主君に忠義を尽くし、主君からも信を置かれた英雄に与えられるスキル。
 主従関係の構築に優れ、良好な関係ならば高いパフォーマンスを発揮する。

【宝具】
『我が忠義、刃より堅きもの(ダープ・ハック)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 戦場において倒れることのなかったセイバーの肉体。
 「自らの刀が折れるほど戦い抜き、主君に殉じて死を選んだ」という逸話が
 “刀剣よりも硬き英雄の肉体”という宝具となって顕現した。
 主への忠義心を持ち続け、またその手にある長刀が破壊されるまでは
 あらゆる刃や鏃などの武器による攻撃を無効化する。
 長刀が破壊されても対武器ACを保持するが、無効化ではないため
 ダメージは蓄積し、いつかは力尽きる。

【weapon】
『ダープ・ナンタカーウット』
 セイバーが戦場で使用した長刀。
 宝具でもない長刀なので、破壊することの難易度はそこまで高くない。

【解説】
トンブリー王朝のタークシン王に仕えた英雄。1740年生誕。1781年没。
幼名はチャイで、後にトンディ、チョーイという名になった。
幼い頃から古式ムエタイ・拳法・剣術を学び、武闘大会で発揮された圧倒的な腕前が
タークシン王の目に留まり、側近に登用されたという逸話がある。
後にピチャ群の総督に任命され、プラヤーピチャイと呼ばれた。
1770年代、タークシン王とビルマ軍はチェンマイの地を巡って争っており、
1773年にはビルマ軍はピチャイの地で待ち伏せにあって大敗した。
総督であるプラヤーピチャイはこの戦いで自らビルマ軍に突入して多くの敵と戦い
使用していた二本の長刀が折れてしまうほどだった。
この武勲から『刀破り』、『折れた刀』の意味のダープハックの異名で呼ばれた。
後にタークシン王が失脚、処刑されて新たな王となったラーマ1世がプラヤーピチャイに
臣従を求めたが、プラヤーピチャイはタークシン王への忠義からこれを断って死刑を願い、
その通りに命は絶たれた。1782年間、41歳の時のことだった。
その武勇のみならず、強固な忠義心も素晴らしい英雄として讃えられている。

【コメント】
適正クラスはセイバーのみ。
最終更新:2020年03月25日 21:05