プライガーム

【元ネタ】クンチャンとクンペーン
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】プライガーム
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久B+ 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
魔術:B+
 祖母に呪術と学問を師事し、実父に劣らぬほどの腕前となった。
 戦場では不死の術を自身にかけて、敵将の火術を水術で打ち消したり風石術で敵騎馬隊を崩れさせている。

【宝具】
『天雷(ファーフーン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 実父たる英霊クン・ペーンの宝剣。
 セイバーがこれを揮ったという伝承はないが、父と共に宝剣を再発見したという逸話により
 保有するに至った。ただし、父とは違い真名解放までは出来ない。
 本来は雷電の斬撃を放つことが出来るが、セイバーは魔術による後押しで何とかそれを再現している。

【解説】
タイ古典文学の最高傑作『クンチャーン・クンペーン』の登場人物。主人公クンペーンの息子。
父に似て美男子であったため美しい雄象プライガームと名付けられた。因みに軽薄な女好きなのも同じだった。
クンペーンとその妻のワントーン(ピムピラーイ)が離れ離れになった隙に
金持ちの醜男クンチャーンがワントーンを寝取った。通算三回目のことであった。
この時既にクンペーンの子を身籠もっていたワントーンは、クンチャーンの元でプライガームを産んだ。
クンチャーンはプライガームが9歳になった時に彼を殺そうとしたが、
実父の使役する守護霊たちが守ってくれたおかげでプライガームは生き延びて、祖母の元に逃げた。
そこでプライガームは実父にも引けを取らない魔術師に成長し、長じて王宮に仕えた。
後にプライガームは父クンペーンと共に将軍となってチェンマイ軍に勝利するという戦功をあげ、
ピチット領主の娘とチェンマイの姫を妻に娶った。
因縁のあるクンチャーンの罪を暴き、万事ハッピーエンドに思われたが、
母ワントーンが貞淑でないという理由で、王に処刑されてしまった。
ワントーンは若き頃はクンペーンを一途に想った女性だったが、軽薄なクンペーンに振り回され、
毒親の母に体罰を受け、醜男クンチャーンに強姦されて人生を狂わされた、哀れな人だった。


【コメント】
よく読んだら宝具になるアイテムがなかったのでこじつけた。
『天雷』の能力は捏造です。適正クラスはセイバーとライダー。
最終更新:2020年03月25日 21:12