プラ・ロー

【元ネタ】プラ・ロー
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】プラ・ロー
【身長・体重】176cm・71kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
神の恩寵:B
 最高の美貌と肉体、「王権の美」を示すスキル。最高の美貌を備え、美しき王者として生まれついている。
 インドラ神の権化と思われるほど、足のつま先から頭のてっぺんまで完全な美しさを誇る。

女難の美:B
 見目の麗しさが原因で女難に遭いやすい―――という生前の逸話が呪いのレベルまで達したもの。

矢よけの加護:C
 飛び道具に対する防御スキル。矢を含む投擲武器を中確率で回避する。
 正確にはセイバー自身ではなく、彼の侍従である二人の戦士が持つ御守りによるスキル。

【宝具】
『死が我らを分かっても(リリット・プラロー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:7人
 セイバーを主役とした物語の結末そのもの。
 王に仕える二人の侍従と、王と愛し合った二人の姫、その姫に仕える侍女を召喚する。
 6人が全員が卓越した戦士であり、それぞれの動きを補いながら、セイバーを護るべく奮闘する。
 侍従4人が斃れても、その魂は膨大な魔力として王と姫に吸収されて、
 三人の霊基が再臨され、戦闘能力が跳ね上がる。

【Wepon】
『宝剣』
 詳細は不明だが、プラ・ロー王は宝剣を揮う戦士であったと記される。
 これが故にセイバーとしてのクラス適性を有する。

【解説】
「タイのロミオとジュリエット」とも言われるアユタヤ王朝初期頃の物語『プラ・ロー』の主人公。
北タイの地のスワンという国にプラ・ローという美しい王がいた。
スワン国の敵国であるソーン国の二人の姫は、プラ・ローの噂を聞いて、
会ったこともない内から恋に落ちてしまった。
姫たちはプラ・ローをソーン国に呼び寄せたいと思い、
自称神で百万年歳で世界一の呪術師(えぇ……)サミンプラーイの力を借りてプラ・ローの心を惑わした。
スワン国の呪術師も抵抗したが、サミンプラーイは神々・巨鬼・幽霊・怪物・野獣の軍団を
召喚して勝利し(えぇ……)、結局プラ・ローはソーン国へ出発することになった。
プラ・ローはようやく姫たちと出会うと、早速3P姉妹丼セックスをした。
これを知ったソーン国王は当然怒るが、心落ち着けてプラ・ローを婿に迎えようとした。
しかし太后は許さず、多数の兵士を派遣してプラ・ローを襲撃した。
プラ・ローとその侍従二人、二人の姫とその侍女二人の計七人は
多勢相手に勇敢に戦ったが、全員戦死した。
ソーン国王は兵士たちと太后を死刑に処し、七人は両国間で盛大に弔われた。
なお、史実にあてはめるとスワン国は北タイの都市国家の1つだが、
その王は部落の酋長程度の存在だったらしい。

【コメント】
呪術で他人の心を惑わして愛し合うのが良しとされているのが、現代の価値観とは合わないね。
まあ、昔も今も「ヒロインが美女なら大抵のことはオールオッケー」ではあるけど。
適正クラスはセイバーのみ。
最終更新:2020年03月25日 21:13