【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ユライ・ヤーノシーク
【性別】男性
【身長・体重】180cm・77kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
【固有スキル】
カリスマ:D
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
伝承によっては、ヤーノシークの持つ魔法の斧には集団のリーダーたらしめる力があるとされる。
防弾加工:A
三人の魔女(妖精とも)から貰った三つのアイテムの一つ、“銃弾さえ防ぐシャツ”の力。
防弾、と銘打ってはいるが厳密には高速で飛来する投擲物であれば、大抵のものを弾き返すことが可能。
魔力放出:A-
自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
三人の魔女(妖精とも)から貰った三つのアイテムの一つ、“木を引っこ抜くような怪力を与えるベルト”に由来する力で、
一説には山を一跳びするようなジャンプ力を与えるのは魔法の斧ではなく、このベルトであるともされる。
山の人:A
山間に住まうある民族が身につけた知見。起伏が激しいなど通常とは異なる地形での行動に適応する特性。
マイナスに働く地形効果をプラスへと転じることができる。
【宝具】
『妖精の山越え斧(チャロディニツア・ヴァラシュカ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
山を一跳びするようなジャンプ力を与える斧。三人の魔女(妖精とも)から貰った三つのアイテムの一つ。
大地を伝って魔力を蓄え、その力を瞬間的に開放することで並外れた跳躍力と無傷で着地できるだけの防御力を所有者に与える。
込めた魔力が多いほどに跳躍の高度が上がるが、代償に軌道が読まれやすくなる。
つまり、込めた魔力に比例して攻撃力、最大射程、自身のACが向上するが、命中率・回避率が低下する、ということ。
また、逃走にも使用可能。
【解説】
17世紀終りから18世紀始めにかけて実在したタトラ山脈の盗賊団の頭領。
義賊として知られ、その生涯は伝説に彩られている。
現在、スロバキアでは民族の英雄として位置づけられ、ポーランドでもタトラの英雄と名高い。
ハンガリーのラーコーツィ・フェレンツの解放戦争に解放軍として参加してハプスブルク家と戦うも
敗色が濃厚となったことで皇帝軍に鞍替え。
しかし、任地で服役していたカルパチア盗賊団の首領トマーシュ・ウホルチークと意気投合し、その盗賊団に参加した。
ウホルチークの引退後は盗賊団を引き継ぎ、首領として商人や高位聖職者、大金持ちなどを標的に盗賊行為を行った。
一方で強奪品を近隣の若い女性や地元の有力者などに配ったことで人心を集めており、
ヤーノシークが摘発されそうになると、有力者らがアリバイ証言をして窮地から助けてくれたという。
しかし、仲間が拷問に屈して自白したことで、ヤーノシークは司祭殺害事件の犯人として逮捕される。
ヤーノシークは罪を認めなかったが、供述を拒んだことで有罪と見做され、処刑された。
なお、実際には司祭殺害事件にヤーノシークは関与していなかったという。
処刑後、ヤーノシークを陰ながら支援していたウホルチークも処刑され、盗賊団は消滅した。
一説には反ハプスブルク家の武装蜂起を行う準備をしていたともいう。
その生涯は伝説となり「優れた規律で皆に等しい伝道者であった往年の盗賊首領ヤーノシーク」として文献化された。
最終更新:2020年03月26日 22:14