【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】李嗣業
【性別】男性
【身長・体重】210cm・112kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
仕切り直し:B
戦闘から離脱する能力。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
乱戦の心得:B
敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。
軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。
気配感知:C
気配を感じ取ることで、効果範囲内の状況・環境を認識する。近距離ならば同ランクまでの
気配遮断を無効化する。
水源やサーヴァントの気配を感じ取ることが可能。枯れた井戸から水を出させた逸話に由来する。
【宝具】
『神通大将(ぶゆう、かみにつうず)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~10 最大捕捉:10人
多くの戦いで先鋒を務め、危急の事態を覆し続けたその生涯が宝具にまで昇華されたもの。
敵を倒せば倒すほどに、自陣営の統率や士気が向上する。
真名を開放することで、上述の効果を初期値に戻す代わりに、高威力・広範囲の一撃を繰り出す。
この際、攻撃の範囲は用いる得物によって変わる。
【Weapon】
『陌刀』『長矛』『斧』
【解説】
唐代の武将。
身長七尺で武勇に優れ、捕虜から『神通大将』と呼ばれたという。
私財を蓄えず、賞与を全て軍のものとした清廉な武将。
唐の西域を担当する安西軍に属し、常に先鋒を務めて功績を挙げていたという。
夫蒙霊サツには戦争の度に同行を命じられ、その後を継いだ
高仙芝の進軍にも従い、常に先鋒を務めた。
その戦いぶりは敵兵を畏怖させ、『神通大将』とあだ名されたと伝わる。
タラス河畔の戦いで高仙芝が大敗を喫すると、無謀な再戦を企図する高仙芝を押し留めて退却を進言。
段秀実の進言に従って兵を集結させ、高仙芝らの退路を切り開いた。
この功績でカシュガルへの駐屯を命じられ、安史の乱が勃発するまで同地を守る。
安史の乱では粛宗のもとに合流し、度々先鋒を務めて功績を挙げた。
敵に奪われていた長安を奪還する際には、敵将、李帰仁の攻撃を受けて混乱する自軍を立て直すために、決死の覚悟で最前線に向かい奮戦。
長矛を手に数十人の敵兵を殺した李嗣業の姿に、自陣は落ち着きを取り戻し、形成を逆転させることに成功した。
その後は得物を陌刀と斧に変え、二千の歩兵を率いて李帰仁の軍勢を押し返し、長安の奪還に成功した。
以後も武功を挙げるが、相州を奪還する戦いで諸軍第一の奮闘を見せるも矢傷を負う。
その後、戦いによって傷口が開き、血を流して亡くなった。
最終更新:2020年03月26日 22:18