藤堂高虎

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】藤堂高虎
【性別】男性
【身長・体重】191cm・110kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具C+
【クラスキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【保有スキル】
嵐の航海者:C+
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

反骨の相:C
 一つの場所に留まらず、また、一つの主君を抱かぬ気性。
 自らは王の器ではない流浪の星。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

【宝具】
『日本丸(にほんまる)』
ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~20 最大捕捉:100人
 慶長の役で水軍を率いる際に乗船したとも、徳川家康に与えられたともされる安宅船。
 速度は出ないが小回りが効き、重厚な装甲も相まって簡易の城郭施設にも匹敵する防衛力を発揮する。
 まさに海上の城。

『白餅大名(しろもちだいみょう)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:50 最大捕捉:500人
「三つ餅」すなわち三つの白餅が描かれた旗指物と、築城の名手としての逸話が昇華された宝具。
 白餅は『城持ち』に引っ掛けられたものであり、
 旗指物に描かれた餅を一つ消費することで、生前築城した城塞を召喚・設置できる。

【Weapon】
【備前国兼光(刀)】
【賀古黒(馬)】

【解説】
 戦国、江戸時代の武将・大名。
 はじめ浅井長政の下に足軽として仕え、姉川の戦いで功績を挙げるも、同僚を斬り殺して出奔。
 浅井家が滅ぶと、浅井氏の旧臣だった阿閉貞征、磯野員昌に仕えるも長続きせず、
 その後、織田信長の甥、織田信澄の家臣になるも、程なくして去った。

 羽柴秀吉の弟、秀長に仕えると、その力量を高く評価され、高虎もまた彼への忠節を貫くようになる。
 戦争、策謀、内政、いずれにおいても功績を挙げ、また心遣いも細やかな高虎は、
 秀長のみならず、後の天下人である徳川家康にも高く評価された。

 秀長が死去するとその養子の豊臣秀保に仕えるが、秀保が早世したため出家。
 しかし、その力量を惜しんだ秀吉の命令で還俗させられ、朝鮮の役では水軍を率いて武功を立てた。

 天下人・秀吉が没すると、高虎はそれ以前から自身を高く評価していた家康派に与して活躍。
 関ヶ原の戦いでは脇坂安治をはじめとした西軍諸将の寝返り工作を担当して成功させた。

 その後も徳川家への献身を重ね続けた結果、家康は高虎を外様大名ながら譜代と同格として重用するようになった。
 家康の信頼の傍証として「国に大事があるときは、高虎を一番手とせよ」との言葉が残っている。
 二代目将軍・秀忠、三代目将軍・家光にも信任されていたという。

 主君の見切りが早く、変節漢と看做される事もあるが、
 当時は仕えるに能わないと判断すれば出奔することは珍しくなく、また自身の能力を評価してくれた人物には最大限の忠義を尽くした。
 自身も部下に対しては温情を持って接し、それによって信望を得ていたという。
最終更新:2020年03月26日 22:21