【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】孫皓 元宗
【性別】男性
【身長・体重】173cm・68kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
【固有スキル】
皇帝特権:C
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、
カリスマ、軍略、等。
加虐体質:A
戦闘時、自己の攻撃性にプラス補正がかかる。これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増していく。
狂化スキルに性質が近いため、孫皓はこのスキルを最大限には発揮できない。
自己陶酔:A
欲望と強烈な自我より生み出される生の高揚の極致。
精神系スキルの成功率を著しく増加させるが、ランクの高さに比例して人格が破綻してしまう。
怯懦(視線恐怖症):B
孫皓は(自己の理想像と現実の乖離を如実に表すものであるがゆえに)視線恐怖症であり
自身に視線を向けた者を皮膚感覚で探知し、その相手に無条件で恐怖と敵意を抱く。
奇襲対策というプラスの効果もあるが、制御不能の暴走状態に陥りやすくなる
マイナスの効果の方が大きい。
【宝具】
『天発神讖碑(きかいのしょ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人
「関わりすぎると心身に異常をきたす」「孫皓の異常な心理の発露」と評された碑文。
文章ではなく文字自体に孫皓の狂気が宿っており、目視した者はたとえその文面の意味を理解できずとも精神を侵食される。
その狂気がもたらすのは激烈な精神ダメージのみではない。心理的影響による肉体ダメージまでもたらされる。
【解説】
三国時代、呉の四代目皇帝。
呉最後の皇帝であり、三国時代最大の暴君として知られる。
父の孫和は初代皇帝孫権の皇太子であったが、後継を巡る政争――二宮の変によって廃嫡され、後に自殺に追い込まれた。
その後、紆余曲折を経て呉は三代目皇帝孫休の下で安定し、廃太子の息子である孫皓も烏程侯に取り立てられる。
しかし、孫休が僅か三十歳で夭折すると、
跡継ぎが幼帝となることに不安を覚えた家臣たちに担ぎ出され、皇帝に即位した。
即位した当初は貧民の救済や官女、鳥獣の解放などを行い名君と称えられた。
しかし、程なくして粗暴で驕慢、酒食を好み猜疑心が強いという馬脚を現し、臣民の失望を買う。
孫皓は自身に不満を抱く家臣や皇族を次々と粛清し、多くの名臣や皇族が失われた。
刑罰として好んで人の目を抉り、顔の皮を?いでいたと言われ、その残虐さは生来のものであった。
国内は反乱が頻発し、国外では同盟国の蜀の滅亡や超大国・魏の後を継ぐ晋の攻勢など
内憂外患に襲われた呉ではあったが、孫皓自身の施策が有効に働いたことはほとんどなかった。
さらに土木工事を好んで民衆に塗炭の苦しみを味わわせ、豪華な宮殿や建築物を造営した事は、多くの者から批判された。
かくして人心を失った結果、晋の大侵攻に際して呉軍はろくな抵抗も敵わずに連敗。
破竹の勢いで迫る晋軍に対し、孫皓は自らを縛って棺を持参し降伏し、呉は滅亡した。
民衆は呉が晋に平定されたことを天下太平と祝賀しており、孫皓を擁護する者はごく僅かの家臣のみであった。
最終更新:2020年03月26日 22:23