草深甚四郎

【元ネタ】日本
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】草深甚四郎
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷A+ 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
天狗の兵法:B+
 人外の存在である天狗に攫われ兵法修行の旅をしていたという逸話から。
 剣術、弓術、槍術などの近接戦闘力及び軍略や対魔力などにボーナス。

忍術:A
 忍者たちが使用する諜報技術、戦闘術、窃盗術、拷問術などの総称。
 修験道と関わりが深く、弟子筋には忍術も伝わっている。

卍の位:B
 十字の位とも。柳生新陰流・水月に相当する。
 相手に絶対に打たれぬ境地であるという。

水鏡剣:-
 対人魔剣。最大補足・1人
 タライに水を張り、そこに映し出された対象を斬ることで、遠く離れた対象本人を斬殺する呪法剣。
 水面に人影が映し出された時点で回避不能となる必殺剣であり、
 防ぐにはCON(耐久)やAGI(敏捷)より、反鏡存在を作り出させないMGI(魔力)やLUC(幸運)が重要となる。

【解説】
 戦国時代、加賀の剣豪。深甚流の開祖。
 齢十三にして郷里を出奔(天狗にさらわれたとも)し、兵法修行の旅に出る
 そして十七年後に帰国した頃には卓越した兵法家になっていたという。
 この頃、加賀を訪れた剣豪・塚原卜伝と勝負し、刀では敗れたが槍では勝利した(小太刀では敗れたが太刀では勝利したともいう)。
 両者は実力を認め合い、互いに弟子入りを願ったと伝えられる。

 その武名は名高いものだったようだが、特異なのはオカルト的な逸話が殊の外多いことである。
 手取川を草履を濡らさずに渡った、
 白山に一晩で登り頂上付近に住む蛇と黒百合を捕ってきた、
 無礼な山伏が去った後、タライに水を張り、その水面を両断するやいなや、遠く離れた山伏が両断された、など、枚挙にいとまがない。

 これらの逸話は彼が修験道と関わりが深かった影響もあると見られ、
 実際、深甚流の伝書には通常の剣術とは関わりのない、修験者の技も記されている。

 甚四郎は皆伝した高弟に流派を継がせず、和泉州の山伏・慶尊院に継がせたという。
 一方で深甚流は加賀一円に広まり、加賀藩校・経武館において主要剣術科目となった。
最終更新:2020年03月28日 20:53