鬼一法眼

【元ネタ】『義経記』
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】鬼一法眼
【性別】男性
【身長・体重】161cm・56kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
見切り:C
 敵の攻撃に対する学習能力。
 相手が同ランク以上の『宗和の心得』を持たない限り、
 同じ敵からの攻撃に対する回避判定に有利な補正を得ることができる。
 但し、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。

心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

陰陽道:A
 日本において独自に発展した魔術大系。
 万物の吉兆を占い、怨霊や怪異などの災厄を退けるほか、
 他者を呪ったり、また式神の使役や、結界構築に長じる。
 鬼一法眼は剣術と陰陽術を合わせた呪術兵法を得意とする。

【宝具】
『六韜(りくとう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 太公望呂尚が書いたといわれている、「文韜」「武韜」「竜韜」「虎韜」「豹韜」「犬韜」の六章より成る兵法書。
 六つの書に、それぞれの分野の戦闘に適応する呪が刻まれており、相手の攻撃の予測や自身の攻撃の強化など、あらゆる戦闘行動において有利な補正が掛かる。
 また、陰陽術と合わせることによって、結界内に入り込んだ相手に重圧を与え、ステータスに不利な補正を掛けることもできる。
 さらに、使用者にCランク相当の『軍略』のスキルを与える。

【解説】
 京都の一条堀川に住む陰陽師。
 文武両道にすぐれ、兵法書『六韜』を秘蔵していた。
 京八流の祖として、また剣術の神として崇められている。
 17歳の義経は、兵法書『六韜』の噂を聞き、一条堀川の鬼一法眼の館へと出かけた。
 義経は、鬼一法眼に面会して『六韜』を見せて欲しいと頼んだが断られてしまう。
 義経はあきらめず法眼の館にひそんで、法眼の娘と懇ろになり、娘の手引きによって密かに読破して暗記してしまう。
 『六韜』を暗記してしまった後は公然と婿のようにふるまう。
 怒った法眼は、妹婿で白川の印地の大将である湛海に命じ、義経を五条天神で待ち伏せして殺させようとした。
 しかし逆に湛海はその仲間とともに義経に斬り殺されてしまう。
 義経はその首を法眼の館に持ち帰り、法眼に投げつけて驚かし、館を去っていった。
 娘は義経を慕って焦がれ死にしてしまい、法眼は悲しみにうち沈んだ。
最終更新:2016年09月22日 18:56