【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ジョセフ・スミス・ジュニア
【性別】男性
【身長・体重】177cm・69kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:D
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
”結界”の形成が可能。
道具作成:E
魔術的な道具を作成する技能。
聖別された道具を作成できる程度。
【固有スキル】
洗礼詠唱:B
キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
神託:D
神の託宣により、その状況での適切な判断ができるようになる。
ランクDの場合、人生の転換ポイントといえるような状況でしか、効果を発揮しない。
【宝具】
『欠歴刻む偽典(ブック・オブ・モルモン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
預言者モロナイの示現を受け、ジョセフ・スミス・ジュニアが実際に掘り起こした黄金の板に書かれた聖なる文書を翻訳した書物。
天使から封をしてある部分は読むことを禁じられていたため、翻訳されたのは全体の約三分の一ほど。
任意の相手の宝具や魔術を、『完成刑』でないと見做すことで、
完成するのに足りない部分を作り出し、その部分に様々な術式を組み込む。
それにより、必要でない効果を付属させ、宝具や魔術の使用を阻害し、
更に、余分な魔力を消費させる。
また、相手の宝具や魔術が判明していると作り出せる不足部分が大きくなる。
ただし、宝具や魔術の秘める神秘の格が高いほど、作り出せる不足部分は小さくなる。
『追秘の瞳(ウリム・トミム)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
預言者モロナイより与えられた魔法の眼鏡。
この宝具を通して見た物の正しい歴史を読み取ることができる。
それにより、秘匿されている物に対して、解析判定に成功すると、
高い確率で真名を看破することができる。
【解説】
19世紀初頭、ジョセフ・スミスが住んでいた地域で宗教混乱が広がり、彼はどの宗派が正しく、自身が与するべき宗派であるか悩んでいた。
ある日、「あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、その人は、とがめもせずに惜しみなく全ての人に与える神に、願い求めるがよい。
そうすれば、与えられるであろう」(ヤコブの手紙第1章5節)という聖句がきっかけで、1820年早春に自分が住む丸太造りの家があった場所の西にある森で祈った。
すると天が開け、光の中に父なる神とその御子イエス・キリストが現れ、どの宗派にも加わってはならないと言われたとされる。
その後、その経験を教会の牧師に語ったジョセフ・スミスは、14歳の少年であったにもかかわらず、信仰心のある人ない人を問わず、あらゆる会派・階層の人々から容赦ない偏見と迫害を受けた。
1823年9月21日ジョセフ・スミス・ジュニアは、モロナイと名乗る神の使者に黄金の板の聖なる文書の存在を告げられ、4年後18歳になった時に掘るようにいわれた。
1827年9月22日にジョセフ・スミス・ジュニアが古代の変体エジプト語で黄金の板に書かれたイエス・キリストについての聖書とは別の「もうひとつの証(Another Testament)」を、一緒にあったウリムとトミムとともにニューヨーク州、ウエイン郡にある丘に埋められたセメントの函の中から手に入れた。
それをジョセフ・スミス・ジュニアがウリムとトミムを使って翻訳口述しオリバー・カウドリとマーティン・ハリスが英語で筆記した。
黄金の板は翻訳後天使へ返還した。
その後、1830年に末日聖徒イエス・キリスト教会を彼を含む6人の代表者によって国法に従い設立。
最終更新:2016年09月22日 19:06