アイアコス

【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アイアコス
【性別】男性
【身長・体重】196cm・85kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
カリスマ:A+
 現世の人間だけでなく、冥界の住人からも尊敬を受けたほどの人望。
 団体戦闘において、自軍の能力を極限まで引き出すことができる。
 人間として持てる最高峰の人望。

神々の加護:A
 主神ゼウスの加護。
 状況を打破する際に神々による支援行使が高確率で行われる。

神性:A+
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 主神ゼウスと半神であるアイギーナの息子である
 アイアコスの神霊適性は最高クラスと言える。

祈願:A
 神や精霊といった霊的存在に対し、願いという形で働きかけることにより、様々な奇跡を行使できる。
 この奇跡は、祈願者の願い対して霊的存在が答えることで発動するため、
 行使される奇跡の規模に関わらず、消費する魔力は霊的存在への干渉に要するもののみである。
 ただし、奇跡自体は霊的存在の意思によって発動するため、
 術者が如何に霊的存在に好かれているかによって規模が変化する。

【宝具】
『群がる樫蟻(ミュルミドネス)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 アイギーナ島に一人でいるアイアコスを哀れんだゼウスが人間に変えた蟻。
 真名を開放することによって、人間大の蟻を無数に召喚する。
 召喚された蟻は、強靭な装甲を持ち、たとえ殺されても、
 アイアコスの魔力が続く限り延々と召喚され続ける。

『冥府の解錠(ゲート・オブ・タルタロス)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 冥界の調停者であるアイアコスに預けられた冥府の鍵。
 冥界の門を開け放つことで、現世と常世を繋ぎ合わさり、レンジ内を冥界が浸食する。
 冥界はありとあらゆる『死』を内包する空間となっており、
 僅かな怪我や、弱い呪いなどが、致命的なダメージにまで増幅される。
 さらに、冥界の魔力によって霊脈が侵され、周囲の怨霊などが具現化する。

【解説】
ゼウスは、アイギーナをオイノーネー島に連れて行き、この島でアイギーナはアイアコスを生んだ。このことから島の名前はアイギーナ島と呼ばれるようになった。アイアコスは成人してアイギーナ島の王となった。しかし、ヘーラーがゼウスの行為を聞きつけて、アイアコスと島の住民の全滅を図った。おびただしい蛇の群れが島のすべての川に入り込み、疫病と日照りによる飢饉が発生した。
アイアコスは父であるゼウスへの祈りを繰り返した。ある夜、アイアコスは、ゼウスの樫の神木から無数の蟻が降りてきて、人間の姿をとって立ち上がる夢を見た。目が覚めると、息子のテラモーンが、大勢の人々がやってくるといって家の外に呼び出した。一夜にして蛇は消え、雨が降り注いでいた。アイアコスはゼウスに感謝し、新たな民をミュルミドーン人と名付けた。
ゼウスはアイアコスを非常にかわいがり、老衰の運命からも解放してやろうと願った。しかし、運命の女神たちがどうしても許さないのであきらめた。その代わり、アイアコスが死ぬと、ミーノース、ラダマンテュスとともにタルタロスで亡者たちの裁判官とした。アイアコスは冥界の法を定め、ときには神々の争いの調停に呼び出されることもあるという。
最終更新:2016年09月23日 13:19