【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ハインリヒ・クラマー
【性別】男性
【身長・体重】177cm・76kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:D
魔術師にとって有利な陣地を作成する技能。
洗礼詠唱により、簡易的な聖域を形成することが出来る。
既に教会として洗礼聖別済みの土地に対しては、その洗礼聖別の効果を強化する。
道具作成:C
魔力を帯びた器具を作成できる。
『魔女に与える鉄槌』の複製を作り出せる。
【固有スキル】
洗礼詠唱:C
キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
【宝具】
『魔女に与える鉄槌(マレウス・マルフィカルム)』
ランク:C 種別:対魔術宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:500人
魔女発見の手順とその証明の方法について記してある書物。
歴史上、最も多くの人間を殺した書物という概念を帯びたことによって宝具化した。
真名開放と共に、書の内部に記録された
魔女狩りの歴史を具現化することによって、
レンジ内の魔術や魔術回路に干渉し、魔力の流れを乱すことによって、
魔術を暴走させ、魔術回路に致命的なダメージを与える。
対象の魔力が大きければ大きいほど、魔術回路のダメージは深刻となる。
対魔術に特化した、魔術殺しの宝具である。
【解説】
ドミニコ会士の異端審問官。
1484年12月5日、教皇インノケンティウス8世は魔女狩りを行うことへのお墨付きを与えてほしいと願ったクラマーに対して回勅によって答えた。
クラマーはこの回勅を『魔女に与える鉄槌』の序文として転用している。
これによって彼らの著作が教皇のお墨付きを得ているかのような印象を与えることに成功したが、本来この回勅は審問官としての二人の役割を認めるだけのものであった。
しかし、教皇の回勅が魔女の存在とその弾劾の必要性を認めたことが、血塗られた魔女狩りの時代を開くきっかけとなった。
クラマーは1487年5月9日に『魔女に与える鉄槌』をケルン大学神学部に送付して大学による学術的承認をもとめた。4人の教授が署名し、同書の考察は是認しうるものとの所見を記した。
また、8人の署名入りの別の鑑定書があるが、これは同書の内容には直接触れていない。
いずれにせよこれは学部としての正式な認定ではなく、署名した教授たちもクラマーを積極的に支持したわけではなかった。
最終更新:2016年09月23日 13:31