ラスプーチン

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】グレゴリー・エフィモビッチ・ラスプーチン
【性別】男性
【身長・体重】174cm・61kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。


【固有スキル】
話術:D 
 言論にて人を動かせる才。
 観察力から導かれる予測と巧みな話術により、国政から詐略・改宗まで幅広く有利な補正が与えられる。

神託:C
 神の託宣により、その状況での適切な判断ができるようになる。
 ランクCの場合、問いかければある程度効果を発揮する。

【宝具】
『放蕩者(ラスプーチン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 青酸カリを食べても死なず、銃で撃たれ、殴る蹴るの暴行をくらっても死ななかった逸話の具現。
 下限HPを下回ると強制的に魔力を消費させ生存ラインまで傷を修復、魔力が続く限りラスプーチンは下限HPを下回ることがない。
 致命傷以外の傷は自動で再生はされないが、治療や時間による自然回復は可能。
 宝具によって守られたラスプーチンを倒すにはそれ以上の神秘を用いるか、STRに依存しないダメージを与え続ける 、
 もしくは、保有魔力以上のダメージを与えなければならない。
 魔力が枯渇するとこの宝具は効果を失う。

【解説】
19世紀末~20世紀初頭のロシアの宗教家。皇太子の病気治療によりニコライ二世と皇后の信任を得て政治に関与し、帝政ロシアのロマノフ王朝の宮廷に君臨した。怪僧の異名をもつ。 
ラスプーチンという名前の意味は、直接的には「三叉路に住む者」、また「放蕩者」という隠された意味ももつ。
ラスプーチンはシベリアの貧しい農家に生まれたが、突然「巡礼の旅に出る」と言い出し姿を消した。
そして十数年ににもおよぶ旅で彼は相手を圧倒させる眼力と自信に満ちた説教の力を手に入れた。
彼に心服する信者も増え、その噂を嗅ぎつけたロシア皇帝ニコライ2世と皇后アレクサンドラは病弱だった皇太子の祈祷を依頼。
ラスプーチンが祈祷すると皇太子の病状が治り皇帝夫婦から絶大な信頼を得る。
そしてニコライ2世は黒装束姿のラスプーチンをそばに置き何事にも彼の占いや予言に頼るようになった。
権力が高まるにつれラスプーチンの悪評も高まっていき、業を煮やした一部貴族のグループが、ついに彼の暗殺を企てる。
致死量をはるかに超えた青酸カリも、背後から四発の銃弾をラスプーチンには効かず、
更に逃走しようとするラスプーチンの頭を仲間が燭台で砕き、死んだと思われるラスプーチンをネヴァ川の氷に穴を開けて放り込んだが、
3日後に氷の下から死体が引き上げられた時、彼の両肺は水で一杯だった。川に放り込まれた時も生きていた証拠である。
「貴族に私が殺されれば皇帝の地位も3か月で終わるだろう」と予知したとおり、ロシア革命後、皇帝一家は惨殺されてしまうのは、
ラスプーチンの葬儀後から3ヵ月後のことだった。
最終更新:2016年09月23日 13:43