コルネリウス・アグリッパ

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ハインリッヒ・コルネリウス・アグリッパ・フォン・ネッテスハイム
【性別】男性
【身長・体重】168cm 52kg
【属性】混沌・中立
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。魔術書(グリモア)さえ作り上げられる。


【固有スキル】
魔術:A
 特に錬金術と召喚術を得意としている。
 また、悪魔の召喚・使役の逸話により召喚術の行使に大きなアドバンテージを得る。

学芸百般:B+
 類まれなる学術の才能。
 医学・語学・神学・哲学・法律学など全般の専業スキルについて、Dランク以上の習熟度を発揮する。

【宝具】
『唾棄すべき獣(ベイト・デ・アボミネイション)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 アグリッパに従う使い魔。常に彼の傍に付き従う悪魔の化身。
 探知能力と追跡能力に優れており、判定次第で気配遮断を看破しうる。
 また、高い戦闘力を有し、護衛から詠唱の時間稼ぎなど幅広くアグリッパをサポートする。


『隠秘哲学三書(オカルティック・フロソフィーブック)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 アグリッパの集大成にして代表作。
 第1部「自然魔術」第2部「天界魔術」第3部「儀礼魔術」の3巻構成からなる原本である。
 この本自体が疑似的な魔術刻印として機能し、
 術者と接続することによって大魔術・儀礼呪法レベルの術行使を一工程で行使できる。

【解説】
15世紀半ば頃、ドイツのケルンに生まれた隠微学者
錬全術の大家パラケルススとともに16世紀魔術界の双璧とされた人物である。
多様な経歴と明晰な頭脳を持ち、実人生は破天荒なものだが、魔術師としては悪魔を呼んで死人を復活させたなどの伝説が多数ある。
弱冠24歳にして著した3巻からなる『オカルト哲学』は、当時の魔術や占術の集大成であるとされ、
後世の魔術を志すものたちに与えた影響は絶大なるものがあった。
それゆえアグリッパは「近代魔術の父」といわれている。
悪魔の化身である黒犬はアグリッパの使い魔だが、アグリッパが死の直前己の魔術を破棄し、
「失せろ! 唾棄すべき獣、破滅の張本人め!」と言って退けようとした。結局犬は川に身を投げたのだった。
最終更新:2016年09月23日 13:46