マリー・マドレーヌ・ドルー・ドブレー

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】マリー・マドレーヌ・ドルー・ドブレー
【性別】女性
【身長・体重】161cm・50kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【固有スキル】
道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。
 特に毒薬を作ることに秀でている。

精神汚染:B
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

【宝具】
『毒殺遊戯(マルキス・ド・ブランヴィリエ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2~10 最大捕捉:30人
 愛人サンクロワより調合法を教えられた毒薬。
 ブランヴィリエ夫人の周囲には常に、自身の作成した毒薬が霧状となって漂っており、
 周囲に存在する者に、常に毒によるダメージを与え続ける。
 また、その毒霧を操り、対象に纏わりつかせることで、
 徐々に対象の身体に、毒を浸食させてゆくことができる。
 この毒霧は、無色、無臭で魔力の気配も遮断するため、発見することは非常に難しい。

【解説】
パリの司法官アントワーヌ・ドルー・ドブレーの長女として生まれる。
21歳でブランヴィリエ侯爵アントワーヌ・ゴブランに嫁いだが、愛人との派手な不倫生活をおくった。
愛人と共謀して、遺産目当てに父親を毒殺するため慈善病院に熱心に通いつめ、病人相手に人体実験を繰り返して毒の効果を試した後、父親に少しずつ毒を盛って殺害した。
その後、遺産を独り占めにするために兄弟たちも始末し、その娘や夫たちも狙った。
しかし愛人が事故死し、自宅から犯行の記された手紙を警察に押収されたことから、国外に脱出してヨーロッパ各地を転々とし、最後に修道院に身を潜めた。
そこでひっそりと生活しながら告白録を執筆したが、刑事におびき寄せられて外に出た所を逮捕された。
裁判では全く罪悪感を見せなかったが、火刑法廷で拷問されるとさすがに反省した。
死刑を宣告され、即刻斬首された。
最終更新:2017年03月24日 11:56