アブドゥル・アルハザード

【元ネタ】クトゥルフ神話体系+ニトロ要素
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アブドゥル・アルハズラット
【性別】男性
【身長・体重】166cm・59kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:A+
 魔力を帯びた器具を作成できる。最高位の魔術書(グリモワール)や、
 宝具レベルの護符、呪物の作成さえ可能にする技術力。

【固有スキル】
魔術:A+
 アラビアの魔術体系に、外道の知識を織り交ぜて編み出した魔術。
 呪詛・精神干渉、特に汚染に秀でる。

高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 人間には本来発音できない外宇宙の言語を、邪神の神託により授かっている。

精霊の加護:A
 名称し難い存在との契約により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。

外道の知識:A+
 魔術師ですら正気を保てないほどの冒涜的な知識の数々。
 毎ターン正気セービングスローを行う。判定に失敗した場合、
 このスキルと同ランクの精神汚染(一時的狂気)に陥る。
 一時的狂気に陥っている時間は知識のランクに比例する。

【宝具】
『魔獣の咆哮の書(キタブ・アル=アジフ)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 魔術書の頂点に君臨するネクロノミコンの原典。
 装備者に護符としてのAランク相当の対魔力を加護として与え、
 さらに一個人での使用は不可能とされる『世界に訴えかける呪文』すら可能にする。
 魔力炉である“アルハザードのランプ”を内蔵するため、行使に負担がかからない。
 真名開放により、魔導書自体が少女の形を持って自立行動・魔術行使を行うことができる。
 この際、加護はなくなるが、著作者との魔術的共鳴により、神霊クラスの魔術行使を可能にする。
 なお少女形態時のステータスは著作者と同等である。

【解説】
 ウマイヤ朝の時代にイエメンのサナアで活躍したとされる魔術師。
 ムスリムであったがイスラームやクルアーンの教えには関心を持っておらず、
 ヨグ=ソトースやクトゥルフ等の旧支配者を信奉していた。
 一時期サハラ砂漠を放浪し、伝説の円柱都市イレムを見た、
 アラビア南部の砂漠にある無名都市の廃墟の地下で人類より古い種族の秘密の年代記を発見したなどと
 信じ難い言動が多かったため、狂えるアラブ人、アラビアの狂える詩人と呼ばれることもある。
 その最期については諸説あるが、一般的には738年、
 ダマスクスの路上で白昼、衆人環視の中、見えない怪物に貪り食われたと伝えられている。
最終更新:2016年09月23日 22:30