プテサン・ウィ

【元ネタ】スー族、ラコタの伝承
【CLASS】キャスター
 【マスター】衛宮 士郎
  【真名】プテサン=ウィン
  【性別】女
  【身長】174cm
  【体重】58kg
  【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具
【能力】
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。疑似宝具レベルの呪具の作成、秘薬における
奥義レベルの知識の保有。

陣地作成:B
自らに有利な陣地を作り上げる。広範囲の土地を自らの“聖域”に変える
ことが可能。範囲内のマナはキャスターの任意となる。

【保有S】
精霊言語:A
精霊との言語での意思疎通。呪文・魔術回路を介さず精霊に干渉して大魔術クラス、
もしくはそれ以上の神秘を体現する。

化身:EX
トーテムである白いバッファローの聖獣に姿を変える。これは魂の設計図に組み込まれた
もう一つの"姿"であり、自身の肉体を組み替える呪術変化の類とは根本的に異なる。

神性:E
文化神としての神霊適性を持つが、信仰している部族からの信仰の失われようとして
おり、零落しつつある。

【weapon】
チャヌンパ
スー族の儀式用のパイプであり魔杖。またアメリカ先住民にとって、タバコとそれを
吸うパイプは聖なる存在である。

【宝具】
遵守すべき 全ての誓約(トクシャ・アケ・ワシンヤンクティン・クテロ)
ランク:C 種別:魔術宝具 レンジ:1 最大補足:1人
聖なるパイプ チャヌンパから垂れ下がる、誓約や魔術効果を半永久的に永続させる赤い
布紐。この紐が解かれるかその誓約が果たされるまで、キャスターの掛けた誓約や魔術は
決して解呪されない。これを掛けられて誓約を破った場合、対象者は雷に撃たれて絶命す
る。魔術の領域では解呪どころか干渉することすら不可能な神秘。ただし魔術を無効にし
たり解呪する宝具ならば、その効果は破られる。キャスターの「誓約の女神」としての
伝説の象徴が具現化した魔術宝具。スー族の男は妻をめとるとき、夫婦共同で作ったキャ
スターの象徴である聖なるパイプを共に捧げ持つことになる。そのときふたりの手は赤い
布で巻かれ、それによって死ぬまでふたりは結びあわされる。

【特記事項】
大精霊の御使いにして聖なる白いバッファローの女、プテサン=ウィン。スーのラコタ族に聖なる
バッファローのパイプをもたらした文明の女神。
はるか昔に太陽がずっと照りつづけ、狩猟もままならずスー族が飢餓に見舞われていた時、当時の
酋長が配下のふたりの若者を、獲物を探す斥候として送り出した。彼らは物見の山から一帯を見回
していたところ、空中を漂うように歩く見目麗しき若い女性を見つけた。
一人は相手のただならぬ威厳に畏怖の気持ちを抱いたが、もう一人は彼女に欲情し神聖な存在であ
る彼女に触れようとして、その報いで雷に打たれて灰となった。
彼女は礼を失わなかった若者に自らの素性と目的を明かし、自分を村に案内するように言った。
そして彼女は村の人々にトウモロコシを始めとする野菜、儀式用のパイプであるチャヌンパとその
火種を贈与し、その吸い方や作法を教え、その他諸々の儀式や薬草の扱い方、正しい祈りの言葉と
文字、さらには宇宙の運行と諸々の真理を授けた。
そして彼らの元を去る時、四つの時代の節目に再会する予言を残し去っていった。
遠ざかる途中で彼女は立ち止まり、地面のうえでその体を四度回転させ変身した。最初は黒いバッ
ファロー、二度目には茶色に、三度目には赤く、そして最後は白い雌のバッファローの仔になった。
スー族のサンダンスの儀式においては、誰からも尊敬されている一族の女性のひとりに、そのバッ
ファローの女の役が誉れとして与えられることになっている。

【特記妄想】
零落しつつある神霊。人間に近しい神霊でありながら、同時に聖獣や魔獣の類でもある。
白いバックスキンを纏った、ワイルドでナイスバディなインディアン美女。
エロ禁止なので、セクハラするとマスターでもエラい目に合う。
触媒は、某部族秘蔵の白いバッファローの毛皮。
最終更新:2016年09月23日 22:27