玄翁和尚

【元ネタ】殺生石伝説
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】玄翁和尚
【性別】男性
【身長・体重】176cm・72kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 特に仏像や仏具の作成に優れる。

【固有スキル】
法術:A
 神仏の教えに、己の力を上乗せして成立させる仏教系の魔術。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。

信仰の加護:A
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

【宝具】
霊鎮め賜ふ仏鎚
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 殺生石を砕いた際使用した金槌。
 玄翁和尚の法力によって作成された礼装が宝具化した物である。
 この槌で打ち叩いた物が内包している呪詛や怨念、または荒霊などの、
 “人に害を与える力”を浄化し、破壊力に変換することで、内部からの破壊を可能とする。
 その物が内包する力を利用した破壊であるため、呪詛を与えるなどの効果を持つ道具に対しては、
 非常に強力な破壊判定が生じ、判定に成功すれば宝具であっても破壊可能である。
 ただし、生物には効果がなく、物体や悪霊などの非生物にしか効果が発揮されない。

【解説】
初め越後国国上寺で出家したが、18歳で曹洞宗に改宗し總持寺の峨山韶碩に入門した。
その後伯耆国に退休寺を開創し、出羽国の永泉寺・下野国の泉渓寺などの住持となった。1371年には結城氏の招きにより下総国に安隠寺を開創した。
1375年に陸奥国会津に赴き、真言宗の慈眼寺を曹洞宗に改宗して示現寺と改めている。
殺生石を退治する逸話は有名であり、大きな金槌の玄能・玄翁(げんのう)の由来となった。
伝承によれば、玄翁が殺生石を退治したのは至徳2年(1385年)8月のことであるという。この功績により翌年、後小松天皇より法王能昭禅師の号を賜ったという。
この他、自らの因縁に苦しむ毒龍に引導を渡し成仏させたという伝承もある。
最終更新:2016年09月24日 11:38