妙椿狸

【元ネタ】『南総里見八犬伝』
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】妙椿狸
【性別】女性
【身長・体重】157cm・45kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”工房”の形成が可能。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。
 所詮狸である。法具モドキを製作できる程度。

【固有スキル】
怨念:-
 妙椿を里見家へ敵対させた玉梓の怨念。
 すでに玉篠が成仏しているため、効果を失っている。

妖術:A(D)
 もとは獣の振るう程度の妖術であったが、
 甕襲の玉の力を借りることで、高度な術の行使を可能にしている。

変化:C
 その本性は狸であるが、尼僧の姿に化けている。

【宝具】
『大自在妖狸勾玉(だいじざいようりこうぎょく)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:300人
 甕襲の玉。妙椿の持つ通力の源。
 宝具自らが収集する魔力に指向性を与えることで、
 自身の魔術行使を補助させ、そのリスクを大幅に削減する。
 元来、蓄えた魔力を風に変換する能力を持っていたが、
 玉梓の怨念に当てられた結果、より攻撃的な風の顕現を行えるようになった。
 嵐に匹敵する風量の烈風を叩きつけ、広範囲を薙ぎ払う。

【解説】
 みゃうちん。八百比丘尼妙椿を名乗った妖怪狸。
 母を狼に食い殺されていた仔犬、八房に乳を与えた普通の狸だったが、
 怨霊・玉梓の化身である八房から、その怨念の影響を受けてしまい、
 里見家に何の恨みもないにもかかわらず、尼に化けて里見に仇なした。
 かつて石上神宮に収められていたという宝玉・甕襲の玉を所有。
 蟇田素藤をそそのかして反乱を誘い、大自在の妖術を振るって脅かすが、
 神女・伏姫に蹴られて通力をすり減らすと、館山城陥落の際に転落死した。
最終更新:2016年09月24日 12:11