【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヤークップオール・フズル
【性別】男性
【身長・体重】181cm・74kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
ライダーのサーヴァントであるものの、彼が得意とするのは艦船の扱いである為、騎乗スキルのランクはさほど高くない。
【固有スキル】
嵐の航海者:A+
船と認識されるものを駆る才能。
集団のリーダーとしての能力も必要となる為、軍略、
カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
道具作成:D
魔力を帯びた器具を作成できる。
艦船の修理や整備に長けている。
【宝具】
『遍く在りし赤き王(バルバロス・ハイレディン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
赤髭の海賊王が同時に複数の戦場に姿を現したという逸話の再現。
自身の霊殻をコピーし、周囲の亡霊に被せて使役する。
亡霊は被った霊殻の影響で擬似的にサーヴァントとして扱われ、聖杯からのバックアップを得る。
核となる亡霊にも左右されるが、コピーは平均的なサーヴァントとしてのポテンシャルを獲得できる。
なお、聖杯からのバックアップがあるとはいえ、現界に必要な魔力は彼のマスターが供給する必要がある為、
使役する亡霊の数が増えれば増える程、消費魔力も増大する。
『天命を以て征服す(カプタン・パシャ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
海賊王にして帝国海軍総督としての指揮権の行使。
武器を召喚し、宝具『遍く在りし赤き王』で使役する亡霊に供給する。
供給可能な武器は長剣や小銃などで、これらはE-ランク相当の宝具として扱われる。
また、必要な人員数さえ確保できたのならば、軍艦やそれらを結集した艦隊すら召喚できる。
【解説】
地中海世界にその名を轟かせた海賊王。通称、バルバロス・ハイレディン。
オスマン帝国領レスボス島の出身。諸説あるが、父はティマール(知行地を与えられて帝国に仕える戦士)であったとされる。
弟達と共に水夫などの海上交易に携わっていたが、海賊稼業を行っていた兄ウルージに従い、これに加わった。
スペインと争って兄が戦死した後、海賊団を継承。スペインに対抗すべく、オスマン帝国の庇護下に入る。
当時のオスマン帝国の海軍力は粗末なもので、彼らとしてもバルバロス海賊団の協力は必要なものであった。
皇帝からアルジェ太守の地位とハイレディン(篤信者の意)の名を賜った彼は、造船所の改革や水兵訓練の合理化を推進。
彼自身が鍛えた海軍を率いて、スペインらオスマン帝国と敵対する国家を相手に暴れまわり、地中海に覇権を打ち立てた。
1538年、ジェノヴァの大提督アンドレア・ドーリア率いる神聖同盟艦隊を相手としたプレヴェザの海戦に勝利。
その後もオスマン帝国の内海となった地中海において無敵を誇ったが、プレヴェザの海戦から8年後の1546年にこの世を去った。
最終更新:2016年09月27日 18:37