タファキ

【元ネタ】マオリ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】タファキ
【性別】男性
【身長・体重】187cm・91kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 自身の血液に他の神秘を織り込むことで己の霊格を向上させ、
 それに伴う擬似的な不死さえ再現可能である。

【固有スキル】
神性:A+
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 雷神ウハイタリ等の神々の血を引き、生前から雷の使い手として崇められ、
 挙句、自力で天界に登り詰めたタファキの神性は最大といえる。

魔術:A
 自身の神格である雷を手足のように操れる他、
 鰻の神から様々な呪文を授かっている。

魅了:A
 魔性の美貌により、老若男女を問わず対象の精神を虜にする。
 ここまでくると魅惑ではなく魔術、呪いの類である。
 対魔力で抵抗可能。

【宝具】
『烱然神血(タプ・ブラッド)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1人
 池水の血、星の血、太陽の血、月の血、そして神の血を含むタファキの血潮。
 高い神性に裏打ちされた、この神血の流れる肉体は、
 英霊の側面、“サーヴァント”の許容格を大幅に越えた霊格を保有し、
 消滅してもレンジ内に“残留”、収集した魔力による肉体の復元を可能とする。
 タファキを殺しきるには、その神血を蘇生の用をなさないほど流出させたり、
 残留した霊性を消滅させる等の工程が必要である。

『嫉に報す傾天の雨(テ・フリンガ・イ・マタアアホ)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 タファキによる大魔術儀礼。
 神殿レベルに達した陣地を基盤に、自身の血を触媒とし、
 陣地に篭り莫大な魔力を編み上げることで限定的な神霊の顕現を行う。
 血を遡った、祖先たる神々による神霊レベルの魔術行使――“大洪水”の局所的再現。
 発動中は術者自身も陣地内でやり過ごす必要がある。

【解説】
 マオリの神話に登場する半神の英雄、雷神。タウハキとも。
 雷の女神ウハイタリの孫であり、公衆の面前で雷を纏ってみせ、生前から神として崇められた。
 神々が惹きつけられ、数々の嫉妬を買うほどの類稀なる美貌を誇る。
 あるとき父・ヘマが、太陽に浴びると死んでしまう邪悪な蛮族・ポナツリ族に殺され、
 救い出した母の助けを借り、弟と共に奸計でポナツリ族に日光を浴びせ皆殺しにして仇を取る。
 美貌に惹かれた女神ハパイが妻となるが、ふとしたことで妻が怒って天へ帰ってしまい、
 恋しくなって天へ登ろうとし、道中、祖母神ウハイタリの盲目を治して助言をもらって9の天を越え、
 ついに神々の住まう第十天へ到達した。
 あまりにも女性を独占しすぎたために従兄弟たちから嫉妬を買って殺され、自力で復活したり、
 祖先神に洪水を起こしてもらって敵対した義兄弟たちを皆殺しにしたこともある。
最終更新:2016年09月27日 19:14