【元ネタ】マオリ神話
【CLASS】アングラー
【マスター】
【真名】カイタンガタ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・73kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
漁場の釣り人:D+(D)
フィッシャー能力。水棲存在に対する攻撃力の増加。
また、水棲の幻想種や魚属性の保有者に対しての
気配遮断。
骨釣鉤の効果により攻撃力ボーナスに補正がかかっている。
【固有スキル】
神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
半神の大英雄の息子とも、レフア神の息子ともされる。
勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
呪歌:B
妻、雷の女神ウハイタリから伝授された奉神の歌。
神や精霊などへの祈願を行うことができる。
祈祷者の願いに霊的存在が答えることで、様々な奇跡を行使する。
【宝具】
『釣り盲さす骨釣鉤(ツペケチ・ツペケタ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~6 最大捕捉:1人
かつて妻に喰われた2人の親類の名を冠する女神謹製の釣り針。
釣り捉えた対象に宝具の纏う聖性を分け与えて“応報”の呪いを帯びさせ、
帯びた呪いに接触した対象に、負っている罪に比例したバッドステータスを与える。
何が罪なのかは釣鉤自身が判断し、その最大出力は神霊でさえ瞽者とする。
『結納臓物(ハート・バイ・ワイティリ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:1人
妻、雷の女神ウハイタリから贈られた心臓。
女神の加護の体現であり、人食いであると勘違いされて贈られた宝具。
レンジ内における、魔力E以下の任意対象の心臓を手元に召喚することで、
その場から動かずにいくらでも魂食いが行える。
条件に合致すればサーヴァントですら心臓召喚の対象となるが、
対魔力で抵抗可能。
【解説】
マオリ神話に登場する人物。雷の女神ウハイタリの夫。
カイタンガタ、カイ(食べる)・タンガタ(人)で、その名の意味は「食人」。
半神のトリックスター・
マウイ、または星神レフアの息子とされる定命者。
ある時、人食いの女神ウハイタリ(雷)は、「人食い」という名の男が入ることを耳にする。
女神は彼を同好の士と思い、人間界に降り、奴隷の心臓を贈って求婚したが、
彼は「私が“人食い”と呼ばれるのはその勇敢さからで、人を喰うからではない」と拒絶した。
残念に思いつつも、女神は結婚して子を産み、釣鉤を知ず魚をよく逃す彼のために、夫の親族で釣鉤を作ってあげた。
彼は親類の骨と気づかずに、そのとても便利な釣具を持って漁へ出て、釣った魚を妻に食べさせた。
骨釣鉤で釣った魚と知らなかった女神は、魚を食ったことで徐々に視力を失ってしまった。
ある日カイタンガタに子どもが汚い(半神の子供たちは天上の存在なので体を洗えない)
と文句を言われた女神は、恥ずかしがって自分の名を明かし、自分の子どもが
いつか自分のところへ来るだろうと言い残し、子供たちの中からヘマのみを地上に残して天へ帰った。
後に女神の盲目は、予言通り天へ登ろうとした孫の、その手により癒された。
女神の名は新紀元社準拠で「ウハイタリ」としたが、「ワイティリ」のほうがかっこいいと思う。
最終更新:2016年09月27日 19:14