ルドルフ2世(神聖ローマ皇帝)

【元ネタ】史実、その他
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ルドルフ2世
【性別】男性
【身長・体重】181cm・62kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:-
 宝具による結界展開能力を得た代償に、陣地作成スキルは失われている。

道具作成:-
 宝具による召喚能力を得た代償に、道具作成スキルは失われている。

【固有スキル】
皇帝特権:C
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。

精神汚染:A
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。
 宝具『尸条書手抄本』との同調によって獲得したスキル。

芸術審美:A+
 芸術作品、美術品への執着心。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、高確率で真名を看破することができる。
 特に異界の文物や生物に対して高い効果を発揮する。

【宝具】
『尸条書手抄本(ヴォイニッチ・マニュスクリプト)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人
 未知の文字と多数の挿絵が描かれた羊皮紙の束。魔道の奥義が記された魔道書の写本であるといわれる。
 降霊術や魔除けのほか、異界の魔物の類を召喚して使役できる。
 この本自体が魔力炉としての機能を持ち、術者の魔力に関係なく大魔術・儀礼呪法レベルの術行使を可能にする。
 また、この宝具はルドルフ2世の精神と同調・融合しており、詠唱せずに思考のみで魔術を行使できる。

『大混沌黄金都市(パルプフィクション・プラハ)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
 ルドルフ2世が展開する固有結界。数多の芸術品と異界の文物で彩られた石畳の魔術都市。
 かつて帝都で行われた魔術儀式の類を全て記録しており、その知識を心魂に刻み付ける事でルドルフ2世が発動する事を可能とする。
 この結界の展開中に限り、ルドルフ2世はゴーレムの製作や賢者の石の生成、カバラの秘奥、ルーン魔術、悪魔召喚などが可能。
 また、この結界内に一定ターン以上いた場合、精神汚染スキルの獲得判定が発生する。
 本来は固有結界の展開能力がないルドルフ2世の心象世界を、『尸条書手抄本』によって強制的に引きずり出して発動する結界宝具。

【解説】
 ハプスブルク家出身の神聖ローマ皇帝、ハンガリー王、ボヘミア王。プラハの魔術皇帝。
 皇帝でありながら政治能力に乏しく、新教と旧教の対立が深まる当時の帝国を安定させる事ができなかった。
 しかしながら教養には富んでおり、文化と芸術の庇護者として知られ、当時の帝国首都プラハは文化的には大いなる繁栄を遂げた。
 特に錬金術に興味を示し、多くの錬金術師のパトロンとなった他、珍しい動植物や奇形動物の剥製や希少本の蒐集家としても知られた。
 生涯で一度も結婚せず、60歳で死去。子がいなかった為、弟のマティアスが次代の皇帝となった。
 キャスターのクラス適性は、皇帝特権による魔術スキルの獲得と、宝具『尸条書手抄本』の能力によって満たしている。
最終更新:2016年09月27日 19:44