【元ネタ】ロシアの童話・民話「蛙の王女」
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ワシリーサ
【性別】女性
【身長・体重】160cm・42kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:D
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
”結界”の形成が可能。
【固有スキル】
精神汚染:E
精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術をごく低い確率でシャットアウトする。
ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。
王子のことは記憶から消えている。
カエルの呪い:B
呪いを受けてカエルになっている。
カエルの皮を脱いで人型に戻ることもできるが魔力の消費が激しい。
また、カエルの時は魔術の行使や戦闘行為は行えない。
【宝具】
『カエルの為に鐘は鳴る (ツァレーヴナ・リャグーシュカ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
スラヴ神話上の怪物「コシチェイ」と「バーバ・ヤーガ」を呼び出す。
彼らはEランク相当の
単独行動スキルを保有し、殺戮の限りを尽くして消滅する。
燃費は悪いが魔力さえあれば呼び出す回数に制限はない。
名前は某ゲームより。
【解説】
ロシアの民話「カエル王女」のヒロイン。
あらすじ。
王様が3人の息子達に、それぞれが矢を放った先にいる娘と結婚するように命じる。
兄2人は貴族と商人の娘を貰うが、末っ子のイワン王子は池にいた蛙を嫁にする。
王様は3人の嫁に、白パンを焼く、絨毯を織るといった課題を与える。
イワン王子は困惑するが、彼が寝ている間に蛙は人間の姿であるワシリーサに戻り、魔法を使って課題をこなす。
ある日王様は3人に嫁を連れてくるように言う。イワン王子は先に城へ向かい、ワシリーサは後から向かった。
宴会で踊りが始まるとワシリーサは池と白鳥を作り出し人々を喜ばせる。
隙を見たイワン王子は家へもどり、蛙の皮を燃やしてしまう。
ワシリーサはいなくなってしまい、イワン王子は行方を探す。
バーバ・ヤーガにワシリーサの居場所を聞くと不死身のコシチェイのところにいるという。
いろいろあってコシチェイを倒し呪いの解けた王女と王子は幸せに暮らす。
これじゃつまらんので類話のバーバ・ヤーガに「来るのが遅すぎたね」と言われるバッドエンドルートで。
バーバ・ヤーガは森に住む妖婆。人間を襲う魔女のような存在。
骨と皮だけにまで痩せこけて、脚に至ってはむき出しの骨だけの老婆の姿をしている。
コシチェイは醜い老人の姿をした悪人。
不死身のコシチェイと呼ばれ、彼の肉体と生命は別々になっているため、普通に攻撃しても殺すことはできない。
その魂は針の先にあり、その針も非常にややこしい場所にあるため倒すのは困難。
【元ネタ】ロシア民話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ワシリーサ
【性別】女性
【身長・体重】152cm・43kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
小規模な”工房”の形成が可能。
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。
人形や食べ物、織物に関するものが得意。
【固有スキル】
幻術:B
人を惑わす魔術。精神への介入、現実世界への虚像投影などを指す。
自分や他人の姿の偽装、偽りの声を聞かせるなど多くの術を使いこなす。
使い魔:A
鳥をはじめ様々な動物を使い魔として使役できる。
契約は必要無く、思念を送るだけで可能。
英雄の介添:C
幾人もの王や若者を助け導いたことによるスキル。
魔力を同調させ、対象が行うあらゆる成功判定にプラス補正を与える。
【宝具】
『もう一人のうるわしの少女(クゥーカラ・シストラー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:30 最大捕捉:10人
キャスターが母から授けられた人間大の木人形。意思を持ち、キャスターを助ける。
幼少の頃からともに居た魂をを分けた姉妹というべき存在で、ワシリーサのアルターエゴである。
バーバ・ヤーガに師事してからは彼女の魔術礼装として昇華されており、
キャスターと全く同じ姿と魔術スキルを使えるという特性を持つ。
実は礼装としていくらでも複製を作ることができるが、キャスターはなるべくやりたがらない。
またバーバ・ヤーガから授かった頭蓋骨の礼装を組み込んでいるため、目からビームが出る。
【Weapon】
特になし。
【解説】
ロシア民話『うるわしのワシリーサ』に登場するヒロイン。
母を亡くし、意地悪な継母と義姉妹たちにいびられる生活を送っていたが、
ある日義姉にバーバ・ヤーガから灯火を貰ってくるように言いつけらる。
母から貰った人形の助けでバーバ・ヤーガの出す条件をクリアしたワシリーサは目から光を放つ頭蓋骨を授けられる。
家に帰ると頭蓋骨の目から放たれる炎で継母と義姉妹たちは焼き殺されてしまった。
民話ではその後王に見初められ、旅から帰った父とともに幸せに暮らしたとされている。
(ここから独自設定)
だが、実はワシリーサはその後もバーバ・ヤーガに師事して魔術師になっており、
礼装でもある姉妹人形とともに、魔術を使って人助けに励んでいた。
意地悪な継母たちだったが、殺そうとまでは思っていなかった。
その後悔から、魔術を人の幸せのために役立てたいと思っているのである。
その経緯が『竜王と賢女ワシリーサ』『火の鳥とワシリーサ姫』『蛙の王女』などの民話で語られている。
※実際はこれらに登場する「ワシリーサ」は、ただ単に人気のある名前であるか、あるいはスターシステム的なもので、同一人物とされているわけではない。
宝具の人形は姿と能力こそワシリーサのコピーだが、性格は世話焼きのお姉さんで、ワシリーサの姉を自称する。
魔力のみで動くが、食いしん坊でよく食べ物をねだる。
自身もワシリーサを愛しているが、非生物、道具としてどこか超然とした面も持っており、
時にお人好しの妹に代わって非情な判断をすることや、自身が量産され使い捨てられることに抵抗がない。
最終更新:2020年03月22日 20:56