【元ネタ】『稲生物怪録』 
【CLASS】セイバー 
【マスター】 
【真名】山本五郎左衛門 
【性別】男 
【身長・体重】212cm・115kg 
【属性】秩序・悪 
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具C++ 
【クラス別スキル】 
対魔力:B 
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 
騎乗:D + 
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。 
 妖怪ならば意のままに乗りこなせる。 
【固有スキル】 
変化:C 
 本来の魔王形態と人間形態を自由に変化することが出来る。 
妖術:C 
 妖術全般を使いこなす。 
畏怖:B 
 対峙した相手に強い恐怖を抱かせる。 
 妖怪の頭領という立場に支えられる威風。 
 英霊には殆ど効果がないが、並みの人間では向き合うことが出来ない。 
【宝具】 
『魔王の大鎚(まおうのおおづち)』 
ランク:C++ 種別:対人・対魔宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:10人 
 山本五郎左衛門が持つ金製の大鎚 
 
稲生武太夫に渡した木製の小槌の姉妹品。 
 魔王の妖力が篭っており、真名解放して振るうだけでも強力な武器だが、 
 これを妖怪に対して振るえば、問答無用でその妖怪を鎚に取り込み、 
 その度に強大さを増していく。 
 所有者の器にによって、取り込める妖怪の量は異なるが、 
 所有者の器を越えてしまった場合、所有者自身が大鎚に取り込まれる。 
 山本五郎左衛門の場合は、大鎚の威力がAランク相当に達するまでが上限だが、 
 五郎左衛門は大鎚の真の所有者の為、大鎚に取り込まれることはない。 
【解説】 
 『稲生物怪録』に登場する妖怪の頭領。自らを魔王に属するものと名乗る。 
 神野悪五郎と魔王の頭の座をかけ、勇気のある少年を 
 100人驚かせるという賭けをして世界中を渡り歩いていた。 
 その86人目として、稲生平太郎を選び、一ヶ月間に渡って 
 様々な怪異を起こしたが、平太郎はどんなことにも動じなかった。 
 7月30日に一ヶ月間の怪異の締めくくりとして、裃を着た40歳ほどの武士の姿として、 
 平太郎の前に姿を現わし、平太郎の気丈さを褒めたたえた。 
 そして、悪五郎が来たときにはこれを使えば自分が助力すると言い、 
 木槌を遺し、妖怪たちを引き連れて去って行った。 
 この槌は広島県の国前寺に寺宝として後に伝えられている。 
最終更新:2016年09月29日 19:17