【元ネタ】史実・民間伝承
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】妲己
【性別】女
【身長・体重】171cm・48kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運A+ 宝具A+
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
【固有スキル】
呪術:B+
ダキニ天法の亜種。
権力者の寵愛を得る法(女性用)に特化しており、
誘惑の術を最も得意とする。
魅了:A+
魔性の美貌により、老若男女を問わず対象の精神を虜にする。
ここまでくると魅惑ではなく魔術、呪いの類である。
対魔力で抵抗可能。
契約憑依:A
自身の魂魄を契約を結んだ生物に憑依させ、自らの分身に変える。
このランクであれば言論によって他者の思考を誘導し自在に操って相手の全能力を乗っ取り、
支配することができる。憑依、話術を兼ね備えたレアスキル。
殺害されても何度かは復活可能。人の意向により、美女か美しい狐でないとやろうとしない。
【宝具】
『傾国悪女は九尾を隠す(ハクメンコンモウキュウビノキツネ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:1人
日本においては、
玉藻前伝説と結び付けられ、
アサシンも白面金毛九尾の狐が化けたものとして紹介されていることから生まれた宝具。
自身を九尾と狐の耳が生えた獣人の様な姿に変え、
更に全パラメーターが+補正、もしくは1ランクアップし、
自分は魔力を消費することなく呪術を使用可能になる。
『酒をもって池と為し肉を縣けて林と為す』
ランク:A 種別:固有結界 レンジ:1~99 最大捕捉:1000
司馬遷によって編纂された中国の歴史書『史記』の一篇、「殷本紀」に記された一節。
殷の紂王が愛姫である妲己の歓心を買うため、その言うがままに日夜酒色に耽り、
民を虐げた(とされる)故事に由来する。
その中は肉の焼ける匂いや酒気が充満した霧の深い森になっており、
固有結界内ではアサシン以外の魔力消費量は倍加し、
レンジ内の存在は生命力と魔力を少しずつアサシンに奪われていく。
【解説】
妲己(だっき)は、中国殷王朝末期(紀元前11世紀ごろ)の帝辛(紂王)の妃。
帝辛に寵愛され、末喜などと共に悪女の代名詞的存在として扱われる。
基本となる『史記』殷本紀では、帝辛に寵愛され、妲己のいうことなら、帝辛は何でも聞いたという。
師涓に新淫の声・北鄙の舞・靡靡の楽を作らせた。賦税を厚くして鹿台に銭をたくわえ、
鉅橋に粟を満たし、狗馬・奇物を収めて宮室いっぱいにした。
沙丘の苑台を拡張して、野獣蜚鳥をその中に置いた。鬼神をあなどり、
沙丘に大勢の者を集めて楽しみ戯れた。酒をそそいで池とし、肉を掛けて林とし、
男女を裸にして互いに追いかけさせ、長夜の飲をなした。
殷が周武王によって滅ぼされたときに武王により殺されたとある。
色仕掛けで男に近づいて精神を腐らせ、限界まで絞り取った上で殺していく悪女のイメージ。
てか、暗殺ではなく自分のペースに引き込んだ上で一気にぶち殺す感じ。
最終更新:2016年09月29日 19:59