【元ネタ】
記紀神話+地方伝承+中世神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】孝霊天皇
【性別】男性
【身長・体重】197cm・82kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A+ 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
神性:A
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
天照大御神の直系にあたる。
心眼(偽):C
第六感による危険回避。
魔力放出:C+
帯電させた魔力の瞬間的噴出による能力の向上。
魔力によるジェット噴射に特化した9枚の鱗を胸部に備えており、
短時間ながら直線上での超高速移動を可能にする。
神託:C
神のお告げにより、その状況での適切な判断ができるようになる。
ランクCの場合、重要な局面といえるような状況でしか、効果を発揮しない。
【宝具】
『楽楽福神風(ささふくかむかぜ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:300人
鬼住山に吹いた一陣の風。
神々の加護を受けた無数の笹の葉を風に内包しており、
“妨害”の意図で以て四方から敵に纏わりつき対象の行動を阻害する。
『笹苞神炎(さすとしんえん)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1 最大捕捉:300人
敵の纏う笹の葉を転化させた鬼殺しの火。
『楽楽福神風』による笹の葉を燃料にして業火を発生させる。
葉が対象にへばり付いた状態からの転化であるため、
前段階で笹の葉を振りほどいていない限りは回避不可能と言える。
鬼住山征伐のために天津神から与えられた宝具であり、
鬼種の防御を易々と焼き滅ぼすほどの、火力と破魔の力を秘める。
【Weapon】
『無銘・剣』
数多くの鬼を討伐した孝霊天皇の剣。
鬼属性を持つ英雄には追加ダメージを与える。
【解説】
第7代天皇。大日本根子彦太瓊尊。大倭根子日子賦斗邇命。
四道将軍・
吉備津彦命や稚武彦命、
倭迹迹日百襲媛命の父に当たる。
いわゆる
欠史八代に数えられる天皇で、記紀において事績は何も載せられていない。
岡山県、吉備国周辺の伝承では息子の武勇のように鬼退治の逸話が残り、
鬼住山など皇子・鶯王による逸話の一方で、天皇自身による鬼退治の逸話がある。
鬼に苦戦する天皇に天神の夢告があり、笹の葉を山にして置いておくと
風が笹を運んで鬼を妨害し、葉が燃えて鬼を見事降すことができたというものや、
歯黒王子と挟撃を行った逸話、鬼林山の鬼や石蟹魁師荒仁の退治、福姫伝説などが伝わり、
これらの伝説は、鬼退治の逸話としては舞台設定が最も古く、日本最古の鬼退治と呼べる。
先代旧事本紀大成経に曰く、龍に似た、しかし醜くはない顔をして、
胸にある9枚の鱗から気を吐き、また俊敏でどんな遠いところにも行ったという。
最終更新:2016年09月29日 21:37