プロローグ

​――ミッションの概要を説明します。

事務的な男の声が響く。

『依頼主は名技研、今回の目標は、☆☆研無人基地実験施設の排除、及び、可能であれば稼働データの回収となります。』

画面にその実験施設とやらのものと思われる写真が現れる。

『この実験施設には、無人の第二世代防術機及びそれらを統率する管制コンピュータが存在しており、

これらを排除、可能であればデータを回収することが今回の目標となります。』

次々に画像が切り替わる。

『また、暴走していながらも管制コンピュータの指揮能力にはほぼ変化がないことが確認されており、統率の取れた動きをしてくる事が予想されます。』

また画像が切り替わり、数種類の第二世代防術機の画像が映し出される。

『リロード壱型、リロード弍型、量産型FAS、グリードI、レイヴン・シルフィードなどの第二世代防術機が配備されています。』

また画像が切り替わり、第二世代防術機リロード壱型が映し出される。

『今回の任務は☆☆研所属、無人の防術機多数及び名技研所属のデータ回収用無人機と協同して行って頂きます。

管制コンピュータまで到達すれば、データ回収は自動で行われます。行きと帰りの護衛が主となりますね。』

『説明は以上です。今回の任務を成功させれば、今後の傭兵活動に有利となるでしょう。悪い話では無いと思いますが?』

 

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最終更新:2017年04月14日 02:26