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エルフジャマー

И(イー)ジャマー(通称エルフジャマー)はエルフが散布する小型ジャミングユニット。
機動型エルフからネジ状金属パーツのかたちで散布され、それが次第に風化し微細な金属粒子となって大気中に散乱する。
この金属粒子がさらに物質に対しての透過性のある力場であるИ力場帯(Иフィールド)を放出しジャミング効果を発揮する。
これの持つジャミング能力は強力で、ほとんどの電子機器や広帯域の電磁波に干渉、その濃度自体では動作自体を停止させるような深刻な影響をもたらす(たとえばレーダー波や通信回線の攪乱・遮断、電子機器にノイズを発生させる、演算装置の動作不全誘発などを挙げることができる)。
CFはこれによりその戦闘能力を奪われ、人類は低スペックながら対ジャマー能力を前提に開発された「防術機」を主力とすることを強いられた。
また大気中に高濃度で金属粒子が存在する場合には前述のジャミング能力に加えて、光学兵器や重粒子兵器などのEN兵器を減衰・無効化させてしまう。これが対エルフ戦闘を主眼に開発された機体に実弾兵器の搭載が推奨される理由の一つである。
またこの金属粒子は人体に有毒で悪影響を及ぼす。虚弱な場合や多量に吸引・摂取をした場合肺や消化管等に重篤な症状が発露する。
その為汚染領域では最低でもガスマスクやゴーグルの着用が前提条件となっている事も多い。
さらにИフィールド自体にも残留性がある為金属粒子を金属が溶融するような高温にさらして力場の放出を無効化する事ができても、その場にИフィールド自体がとどまり続けてしまう。
これは濃度が薄ければ数十年ほどで緩やかに効果が弱まるが、過去の大戦の爪痕は深く以前エルフが散布を続けている事もあり人類がA.H.Vを展開している安全圏外へ進出する事が困難な理由のひとつとなっている。
また金属粒子か力場の片方あるいは双方が揃った状態でも、「エルフジャマー」とまとめて呼称される事がある。

CF・ケースフット

ケースフットはNW時における各国の主力兵器。数よりも質を重視した設計思想が特徴的な機動兵器であり、防術機と比較した場合、積載量や機動力などの総合スペックが圧倒的に高いことが挙げられる。
また上半身や下半身、フライトシステムなどにアセンブル機構を採用し、高い拡張性を持つことも特徴のひとつ。
しかし致命的な欠点として、エルフの散布するエルフジャマーによってシステムの動作不良をはじめとした機体性能の低下を招き、濃度によっては完全に機能を停止してしまうことが挙げられる。戦時中はエルフジャマーへの有効な対策が進まず、結果的にエルフの地上制圧を許してしまうこととなった。
今なお地上汚染領域の大半はエルフジャマーの効果が持続しているため、安定した除染を行える状況下にある地域以外では汚染濃度によって機体性能にムラが発生する(前述通りジャマー濃度次第では機能を停止してしまう)。除染を行うことのできない地域で、防術機に主力の座を譲るかたちになっている所以である。
もちろんエルフジャマーによる干渉が存在しない(または無視できるほど濃度が低い)地域ではNW当時における主力兵器としての性能を遺憾なく発揮することだろう。

安全圏

都市型A.H.V.によってNジャマーのN力場帯と金属粒子を遮断した事で地上の復興が可能になった地域や都市。人類の安定した生存圏。
戦前の地下シェルター等の拠点から復興と発展を広げていくことが多く、安全圏の中でなら精密機械の稼働にも支障が出ない為より高度な製造業も可能となっている。
その為安全圏内に所属しているか安全圏を保有している組織の防術機は性能や技術精度が高くなる傾向がある。
最も広い安全圏として、地上奪還の先駆けとなったエリアJPのミサトとその周辺地域群が挙げられる。


A.H.V.(アンチ・ホロ・ヴェール)

防術機に搭載されている対エルフジャマーモジュールとその性質。
Иジャマーの干渉を阻害する力場を薄い膜状に形成し機体とその積載武装を包む事で、エルフジャマーの妨害力場から機体を守る事ができるシステム。
これにより積載している装備や武装の動作干渉を最小限に抑える事が可能で、ミサイル等の飛翔体も発射するまでは保護することができる。
航空機や艦船や陸上兵器の他ケースフットへの積載は様々な技術的な要因が重なってしまう為、現段階では防術機に搭載が限定されている。

都市型A.H.V.

主に都市や拠点を防護する際に使用されている固定型の対エルフジャマーモジュールと、その圏内や性質等を指す。
防術機に搭載されている通常のA.H.V.とは性質や振る舞い方が違う。
都市型A.H.V.は広範囲を包み込むように力場を形成し干渉を防ぎ、さらにエルフジャマー自体の媒体となる金属粒子を防ぐ磁場障壁を展開するもの。
磁場障壁に関しては、金属粒子をとても緩やかな力で外に押し出す性質のもので基本的には人体や他電子機器への影響はない。
この防護領域がモジュールからゆっくりと広がり安定化していくので、モジュール自体の最大範囲に展開されるまでには時間がかかり、規模によっては10年以上もの時間を要する場合もある。
モジュールを移動させると障壁に揺らぎが生じ正常な防護ができなくなる為、障壁を維持するには特定地点に固定した状態での運用になる事から艦船等に搭載して稼働する事はほぼできない。
都市を防護する程のものとなるとかなり高コストになり、その大きさは最大のもので全高200m程の高層ビルのような形状になる事も。
このモジュールを複数基配置する事で通称「安全圏」をつくることができる。


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防術機(Tactical Defensive Machine)

大前提として「安価」「性能が低い」といったものが挙げられる、基本的には企業が生産や開発を行っており、特定のパイロットの専用機といったものは極めて少なく、それは異端にあたる。
が、協力──要するに連携をうまく行うことでこの兵器の力はいくらでも強くなれるだろう。しかし通常は連携を行ったとしても他の兵器一機分の戦力しか期待できない。この兵器らは空を駆ける事はおろか、ジェネレーター出力の低さからスーパーロボットのように延々とビームのようなものを使えるわけでもなく、結局のところ主役になり損ねた兵器であった。
それでも時代が防術機を弾かず見守っているというのは、まだそれほどの利用価値があるということなのだろう。確かに彼らは無力でありながら優秀であった、矛盾したその兵器は世代を重ねるごとに弱点を減らして強くなってゆく、次世代で新しい欠陥が増えようがまた弱点は消えてゆく。繰り返すその先には完璧な兵器が生まれるのであろうか?
全長は2~5mほどと小柄、その大きさ相応の力しか出せず、弱い。
構造については兵器の構造を参照


第零世代防術機

アイギスが開発・生産をしている強力な防術機。
名称のみは知れ渡っているが正確な性能や保有数などは一切公開されておらず、半ば都市伝説と化している。
詳細は第零世代防術機へ。


第一世代防術機


作業用の機体に、第零世代防術機のアンチ・ジャマー能力を取り入れ、再設計した機体。性能としては武装した作業機と大して変わりない。非常に安価なため、大量生産され、ジャマー環境下での哨戒任務などに用いられた。
基本的にAIによる自動操縦で、歩兵の随伴支援としての運用が多かった。


第二世代防術機


SEITA社が主導となり開発したもの。
元から兵器として開発されているため、第一世代機と比べ移動性能と火力が高い。また様々な兵器との部品の互換性があり、大破した場合も使いまわしが効く。
後に開発される「第三世代防術機」とはベクトルの異なる思想を持って開発されており、全体的に攻撃的な性能を持つ。
AIによる制御が前提となっているが、パイロットが乗り込んでの操縦も不可能ではない。


第三世代防術機


人類の活動範囲が広まったことにより、様々な状況で運用できる防術機が必要となり開発された。
単機での火力、速度などでは全体的に第二世代に劣るが、専用の背面武装「Fユニット」を換装することで、機体性能を変化させることができる。
第二世代機までの防術機と比べ部品数が増えており、当然価格も高くなっている。


第四世代防術機


高機動・高火力と、第二世代の特徴を多く受け継いでいる。特に速度を重視した設計がされており、SEITA製フレームなど多くのフレームでその傾向が見られる。
プロトタイプはUUW社によって開発され、それをSEITAが買収して完成させた。
第三世代で採用されていたFユニットは廃止されている。


第五世代防術機(開発中止)

防術機研究がさら進んだ結果、対ジャミング機構を維持したまま、上限のない強化が可能となった。
しかし、第零世代機と同様に、動作が不安定で非常に危険なため、試作三機が作られたのみで開発計画は凍結されている。


第六世代防術機

計画が凍結された第五世代機に変わって、UUWが開発した。
後期の第四世代機を原型にCF(ケースフット)のパーツが使用されている。
CFのパーツが流用された、特徴的なフレームは非常に頑強で、パイロットの生存率がこれまでのものと比べ高くなっている。


第七世代防術機

アイギスが提案した《エルフ排除計画》の第一弾として開発された。
戦術を学習し、複雑な作戦を使うようになったエルフの学習データをリセットするために、意図的に弱体化されている。



第八世代防術機

弱体化したエルフにトドメを刺すための世代、アイギスが今まで規制してきた技術、物質、禁忌の数々を利用して作り上げた人類の最高傑作。現在これを超える兵器はスーサイドifに限られている。


エルフ

ノーマンズウォー時に投入された無人兵器
このエルフによって全世界の国が陥落、国同士の戦争という枠組みが消滅したため実質ノーマンズウォーは終戦を迎えた。
詳しくは別ページへ
エルフ


エルフプラント

エルフを自動で生成し、活動させる無人施設。これを破壊しない限りエルフの増殖は終わらない。
また、エルフプラントには自動迎撃機能がついているほか、大量のエルフを放出するため、これの破壊はかなりの大掛かりな部隊を用いる


スーサイドif

アイギスが技術規制を行っている高等技術やその技術によって生産されるオブジェクト。アイギスが呼称を行っているが語源は不明。
特定の組織や勢力が自身の生存圏存続の為に使用せざるを得ない物品などから、秘密裏に保有している戦前決戦兵器まで様々。
何らかの影響で技術が漏洩したり実際に機器を稼働させた際に著しくパワーバランスが崩れる事を懸念し、アイギスは規制を画策している。
ただしスーサイドifの認定や扱いについてはアイギス内でも割れる事が多くエリアJP圏から遠ざかるほど実行力自体も落ちる。
その為、今も尚スーサイドifに認定されているものやそれに近い高等技術や物品が世界各地に存在するのも事実である。


未確認エリア

対戦後に放棄され、人類の管理が行き届いていない場所を指す。そのほとんどがエルフによってジャマーが張られており、上空からの爆撃等は不可能とされている。また、ジャマーが張られていない場所もある


バルタ(Br)

通貨、世界共通。


プロロカント

何らかの手法を使いノーマンズ・ウォーや冷歴戦争以前から生き延びている存在の通称。人間だけでなく高度AI等も含むことも。
戦前からなる高度な医療技術等があれば実現は可能と言われているが、その手法などはアイギスが規制している事が多い。
アイギスは延命処置が行われた人間の確保又は保護等を行っているが、実際に延命措置を行っている層は言わば特権階級かそれに連なる権力が背後にいる場合が非常に多い。
その為、何らかの交渉を水面下で行い捕縛を免れているかプロロカントである事自体の隠匿を行っている事が多く、現在でもプロロカント自体は増えているものと思われる。
一般市民からするとおよそ都市伝説の生物のような曖昧な認識がされがちである。
最終更新:2020年08月15日 15:04