アジ・ダハーカ

ブレモン一周年記念イベント『六芒星の魔神の饗宴』で実装された、六体の魔神のうちの一体。
ゲーム内では最高峰のレアリティを持つ超レイド級モンスター。属性は『地』と『火』。
魔皇竜とも。

尻尾を含めた全長が200メートルを超える、超巨大な三つ首のドラゴン。
空を覆うほどの巨大な翼を持ち、三つ首にはそれぞれ1~3本の角を生やしている。
悪竜という属性の他、大地母神という側面も持ち、全身を覆う暗褐色の鱗からドゥーム・リザードヒュドラを無限に生み出す。

専用スキルは三本の首から放つ溶岩流のブレス『活火山島の神息(ボルカニック・ゴッド・ブレス)』、
地面を叩くことによって引き起こす大地震『空前絶後の大震動(テンペスト・クェイク)』。
通常攻撃は当たり前のように三回攻撃となる。
契約アイテムは『悪竜の王笏』。杖の先端に三つ首を絡みつかせたアジ・ダハーカが君臨する意匠の杖である。

煌 帝龍はCEOとしての権力、そして世界的コングロマリットである帝龍有限公司の無限の経済力と人員をつぎ込み、
八つのパーツに分割されていたこの魔神の完全体を掌中に収めた。
帝龍曰く「200万ドルくらい出せば誰でも手に入れられるアル」とのこと。
しかし、パーツをすべて集めたにも拘らず契約アイテムを手に入れることはできなかったようで、
自身の所有する莫大なクリスタルを消費することで無理矢理召喚を実行していた。
とはいえクリスタル問題は解決できても召喚時にマスターの心身に掛かる負担までは対策できなかったらしく、
帝龍もそれを考慮し普段はアジ・ダハーカの生み出したドゥーム・リザードやヒュドラ、
アジ・ダハーカ入手以前にパートナーとしていたロイヤルガードなどを中核に戦術を考案しており、
アジ・ダハーカの存在は最後の切り札として秘匿・温存していた。

ジョン・アデルユメミマホロら『異邦の魔物使い(ブレイブ)』が魔法機関車を用いた奇策で本陣にまで迫り、
護衛のロイヤルガードも倒されたことで、帝龍はアジ・ダハーカ召喚を実行。
秒単位で四桁のクリスタルを消費し、パズズをほんの短時間召喚しただけにも拘らず五穀 みのりを破産寸前に追い込んだ超レイド級を、
23時間16分連続召喚できる――などと嘯くも、実際にはクリスタルはともかく肉体と精神への負担が大きすぎ、
いずれにしても長時間の召喚はできない状態であった。
圧倒的な力量差で瞬く間に『異邦の魔物使い(ブレイブ)』を追い込んでゆくものの、
商材として固執したユメミマホロによって思わぬ逆襲を受け、召喚時の心身にかかる負担が増大。
鼻血を噴き出し卒倒寸前まで精神が追い込まれるものの、支配者――上級民として下賤に負けられないという根性を発揮。
しかしマホロの命を賭した吶喊とエンバースのダインスレイヴ、さらにカザハ幻魔将軍ガザーヴァの特攻によって弱点の中枢神経を破壊され、
断末魔の咆哮をあげながら消滅した。


が、六芒星の魔神は当然のように神であり、神は不死身なので
完全に滅びたわけではない。

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最終更新:2022年09月02日 21:53