パズズ

超レイド級モンスターの一角。属性は風と火。
ブレモン正式稼働1周年記念イベント六芒星の魔神の饗宴にてレイドボスとして実装された。

熱風と砂塵の王。疫病と悪霊の神。
ライオンの頭と腕、ワシの脚、背中に4枚の鳥の翼とサソリの尾を持つ異形の魔神であるが、
ゲーム内ではその魔神の姿を象った青銅の巨像として召喚される。
身体のパーツを完全に揃えた上で撃破すると、契約アイテム『ペルセポリス祈祷文』が得られたらしいが、みのりは手に入れられずに終わっている。

キャラタイプとしてはベルゼビュートと類似した後方デバフサポートタイプであるが、
敵全体を対象としたデバフを多く持つベルゼビュートと違い敵単体へのデバフスキルが多い。
範囲こそ狭いものの、その分デバフの効力はベルゼビュートよりもえぐい
ユニークスキルは全体攻撃にプラスして疫病、防御力低下など複数のデバフ効果を持つ砂嵐を起こす『広大無辺の黒砂塵(アスワド・シャマール)』、
単体に対して呪詛を叩き込む『汝、死の翼に打たれん(アルマート・ジャナーヒーヤ・アレーク)』など。

通常、六芒星の魔神の饗宴のようなレイド討伐イベントは他のプレイヤーとフレンドや野良でチームを組み、
複数人で挑むのが基本だが、五穀 みのりは二台のスマホを用いメイン垢とサブ垢を駆使して単独でレイドバトルをこなしていた。
その結果みのりはパズズの六つのパーツのうち四つ(左腕と右脚以外)を手に入れ、限定的な超レイド級の召喚を可能としており、
いざというときの保険としてサブ垢の中に隠し持っていた。
みのりの普段のはんなりとした態度は、いざというときにはパズズを使えるという心理的余裕によるものであった。
召喚こそできるものの、不完全な状態であるため使役には莫大なクリスタルを消費し(仮に完全体であったとしても正式な契約を結んでいなければクリスタル消費は免れないが)、
カンストするほどクリスタルの備蓄があるみのりでさえ長時間の召喚は身の破滅に繋がる。

ミハエル・シュヴァルツァーライフエイクから奪い取った人魚の泪によって召喚した超レイド級モンスター、
ミドガルズオルムに対抗するためみのりはパズズを召喚したが、そのため切り札と資産という命綱を二本同時に失ってしまう。

クリスタルが枯渇し既にパズズを維持できなくなっていたみのりであったが、その後キングヒルでの明神のクーデターの際もパズズを召喚。
パズズでの攻撃はできずとも、対戦相手である崇月院 なゆたらを驚かせ、隙を作ることに貢献している。
余裕の根拠となっていた切り札を喪失したみのりはバロールの真意を探る意図もあってキングヒルへの残留を決意。
仲間の『異邦の魔物使い(ブレイブ)』たちが旅に出るのを見送った。

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最終更新:2022年08月25日 12:51