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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

因果の墓場10

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匿名ユーザー

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ああ、だが何で景色が歪むんだ。泣いているのか、オレは?
涙を見せれば心配をかけるだろう。
顔を拭おうとし、手の甲が泥に汚れているのを見て止めた。
泥を引きずった後があれば、余計に解りやすい。
どうするかな、と足を止めた瞬間政宗はくずおれた。

ああ。なんだ、泣いちゃいない。体が痺れて目が回ってるだけだ。毒だ。

手裏剣が掠めたすり傷か。いいね、そういうやり方のほうが忍びらしい。
なあ、こいつぁCoolじゃねえか?薬物に詳しい家康が駆けつけるのが先か、オレの命が尽きるのが先か。
だが、オレは佐助の墓を作るのに動きすぎた。
既に毒は全身に回っているのだろう。
幸村、あの時のお前と同じくらい助かる確率は低いだろうな。

だが佐助、闇討ちしなかったのは、どうしてだ?
オレの油断を誘うためかい?戦いに行きたかったオレを見抜いていたからかい、あんたも死にたかったからかい?
もう答えはかえりゃしねえ、解ってる。
でも佐助、あんた結構オレの事解っていただろ?
遙か昔のような気がする、拷問と監禁の座敷牢。
オレは幸村が来た時から沈黙を破った。
だから佐助、忍びのお前はオレの言葉の端々と抑揚からオレを見抜いただろう。
待遇が変わったのは、そのせいでもあったんだろう。
……オレが、どれほど幸村の妻として過ごせないかも。その理由も、きっとな。
理解してくれる人間が一人でもいるってのは、それが忍びでも自分の味方でなくとも、
オレにとっちゃ確かな救いだった。
あの忍びただ一人だけは、幸村に愛された妻ではなく、覇気のない女でなく、

伊達政宗として、油断のない目でオレを見ていた。

阿りもせず余計な哀れみ一つ向けず、変わらず敵だと認識していてくれた、
その心地よさが政宗という存在を、微かに繋ぎとどめていてくれたのだと……佐助は気づいていただろうか。
いつか、黄泉の国で出会ったなら礼を言おうか。

ああ。視界が赤い。夕暮れのようだ。
いや、幸村の赤備えのようだ。
そうだ、佐助……お前の、墓に入れてやろうと思ってたもん、もう一つあったぜ。

政宗は僅か指を動かした。
懐に入れた、たった六文の銭。

気が変わった。やっぱ、これはやらねえよ。佐助、お前は髪を頼りに主を捜せ。
──オレは、渡し賃使って真っ当に逝くさ。

赤い光は、ゆるゆると政宗の視界いっぱいに広がり、そして深さを増して赤黒い闇に色合いを変えつつあった。
黄金の果実めいた姿は、まだ見えない。
夏日だけじゃない。
夕焼けの関ヶ原も……いいもんだぜ、小十郎……


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