「うわぁ!?」
「ヒィッ!!」
最初は、非力な農民たちだからと甘く見ていたのだが、
彼女らの戦闘力は普通の農民とは類を見ないほど強く、次から次に部下たちが吹き飛ばされていく。
「これに懲りたら、もう悪さなんかすんじゃねぇ」
数刻後、彼女の周りにはぐったりと倒れこんだ部下たちが積みあがっていた。
「いつきちゃぁぁぁぁん!!今日も素敵だべぇぇぇぇぇ!!」
「へへ……。そんなに褒められたら照れちまうべ」
『いつき命』と書かれた衣装をまとう男たちの歓声が、大地を揺るがさんばかりに響く。
中心にいる少女は、照れくさそうに頭をかいていた。
「ヒィッ!!」
最初は、非力な農民たちだからと甘く見ていたのだが、
彼女らの戦闘力は普通の農民とは類を見ないほど強く、次から次に部下たちが吹き飛ばされていく。
「これに懲りたら、もう悪さなんかすんじゃねぇ」
数刻後、彼女の周りにはぐったりと倒れこんだ部下たちが積みあがっていた。
「いつきちゃぁぁぁぁん!!今日も素敵だべぇぇぇぇぇ!!」
「へへ……。そんなに褒められたら照れちまうべ」
『いつき命』と書かれた衣装をまとう男たちの歓声が、大地を揺るがさんばかりに響く。
中心にいる少女は、照れくさそうに頭をかいていた。
一方、あまりのことに呆気に取られた元親だったが、
(いつき……。その名前、どっかで……)
聞き覚えのある響きに、記憶の底を手探りする。
前にも各地の財宝を求め、東北を訪れたことがあった。
そこで独眼竜・伊達政宗と意気投合し、四国に帰った後も、二人の交流は続いていた。
ある日、政宗が酒の席で聞かせてくれたある話。
―――織田軍の襲撃を受けたある村で一揆が勃発した。
東北一帯を治める政宗は、一揆の鎮圧に向かったのだが―――。
『一揆集のleaderがな……、小さい女の子だったんだよ』
『おいおい、冗談きついぜ独眼竜!!』
『Ha!コイツが冗談だったら、どんなに良かったことか……』
ほろ酔い気分で、政宗は語った。
今まで、何度も一揆を鎮圧してきたが、このような事態は初めてだ。
軍全体に動揺が走ったが、すぐに持ち直し、
両者は真っ向からぶつかったのである。
『ふーん……。それで、結果はどうだったんだい?』
『……聞かないでくれ』
雰囲気から察してくれといわんばかりに、手に持った杯を口に運ぶ。
精鋭揃いの伊達軍を破った一揆集―――特に彼らを束ねていた少女に、元親は興味がわいた。
『それで、その一揆集の頭の名前は聞いたのか?』
『ああ、確か名前は―――』
(いつき……。その名前、どっかで……)
聞き覚えのある響きに、記憶の底を手探りする。
前にも各地の財宝を求め、東北を訪れたことがあった。
そこで独眼竜・伊達政宗と意気投合し、四国に帰った後も、二人の交流は続いていた。
ある日、政宗が酒の席で聞かせてくれたある話。
―――織田軍の襲撃を受けたある村で一揆が勃発した。
東北一帯を治める政宗は、一揆の鎮圧に向かったのだが―――。
『一揆集のleaderがな……、小さい女の子だったんだよ』
『おいおい、冗談きついぜ独眼竜!!』
『Ha!コイツが冗談だったら、どんなに良かったことか……』
ほろ酔い気分で、政宗は語った。
今まで、何度も一揆を鎮圧してきたが、このような事態は初めてだ。
軍全体に動揺が走ったが、すぐに持ち直し、
両者は真っ向からぶつかったのである。
『ふーん……。それで、結果はどうだったんだい?』
『……聞かないでくれ』
雰囲気から察してくれといわんばかりに、手に持った杯を口に運ぶ。
精鋭揃いの伊達軍を破った一揆集―――特に彼らを束ねていた少女に、元親は興味がわいた。
『それで、その一揆集の頭の名前は聞いたのか?』
『ああ、確か名前は―――』
(独眼流の言ってた、一揆の大将か!!)
伊達軍を破り、織田信長を撃破した少女―――どれほどなのかと思えば。
(本当に子供だったのかよ……)
見れば見るほど、今の状況が信じられない。
「おまえさんが大将だな?」
いつの間にか目の前に少女―――いつきが迫っていた。
伊達軍を破り、織田信長を撃破した少女―――どれほどなのかと思えば。
(本当に子供だったのかよ……)
見れば見るほど、今の状況が信じられない。
「おまえさんが大将だな?」
いつの間にか目の前に少女―――いつきが迫っていた。




