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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

吼えぬ孤狼11

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bsr_e

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氏政は、小太郎の腕の中でウトウトしていた。
小太郎の腕の中は、とても暖かい。
…眠気が襲ってくるが、このまま眠ってしまうのはあまりにも恐ろしい。

ふと、頭の上にある小太郎の顔を見た。
目をつぶったまま動かない。寝息さえも静かだ。
厚い胸板から、心臓の音だけが聞こえる。

考えすぎ…かのう。

考えてみれば、こうやって縮こまって寝ないと、この狭い布団で寝るのはつらい。
もしや、それだけの事なのだろうか。
布団は多分これだけしかないだろうし、この寒い中、布団なしで寝るなど
いくら忍といえど厳しいはず。

コレくらいは…まあ許そう。

氏政は自分に言い聞かせるように、眼を閉じた。



小太郎は久々に夢を見た。…あまりいい夢ではなかった。

あの竹中半兵衛という軍師に鉢金を砕かれた時の出来事を、夢の中で再び見た。

もう既に、勝敗は決していた。…北条の将は、尽く討ち取られていた。

氏政をかばい鉢金を砕かれたが、そのまま半兵衛の胸元まで飛び込み
忍者刀で喉仏をかき切ろうとした。

…が、剣で一撃を防がれてしまう。

つばぜり合いになった状態で、あの男は蔑むように言った。

「へえ、君、そんな顔してたんだ。もっと能面みたいな顔かと思っていたよ。」

自分の事で何を言われても、何とも思わない。…何とも思えない。
だから、いつでも誰に話しかけられても、無言でいられた。冷静でいられた。

こいつを殺せ。

北条家の敗北も当然の状態で、自分はまだ冷静に「任務」を遂行しようとしていた。

「ふふ、随分と勇ましい事だね。…それは、そこのお姫様を守るためかい?」

頭部を狙って蹴りを放つ。防がれた瞬間に身を翻し、両手に持った忍者刀で旋回しながら斬りつける。

それも、あの剣で防がれる。

「出来るな。」そう思った時、あの男は口にした。


「あんなの捨てて、豊臣においでよ。君みたいな優秀な忍、貧相な小娘のお守りには勿体無いよ。」


生まれて初めて、頭に血が上った。

自分が一体どんな顔をして、あの男を殺したのかはわからない。
ただ、事切れる寸前に、あの男は言った。

「傀儡人形が、自ら操りの糸を断ち切って動き出した…か」

傀儡人形。自分の意思も持たずに、誰かの言いなりになるだけの生き人形。

自分はそうだったのだろうか。
…自分は傭兵だ。決まった君主などいない。時と場合によっては、自分で適当な雇い先を決める。
北条だって、そのひとつに過ぎない。

…言いなりになっていたとしたら「風魔」という名の掟に…だ。

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