戦国BASARA/エロパロ保管庫

ばさらの湯

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nozomi

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にょ光秀がメインですが、にょ幸村とかさす子とかにょた就とか姫親とか。
ほんの30分程度で作ったものなので誤字脱字はご容赦下さい。

569殿へ捧ぐ。

…………

ふと視線を廻らせると、白く立ち上る湯気の向こうに光秀の姿を見付けた。
青白い肌が湯につかりほんのりと薄紅色に染まっている。
水音を立てないようにそっと近付く。
ほう、と息をついて項に張り付いた白銀の髪を指で梳く仕草にどきりとした。
「おや、貴方も来ていたのですか、569」
気怠い声で振り返った彼女は薄い唇に笑みを象る。
つい、と伸ばされた569の手が柔らかな胸の双丘を揉みしだく。
「…んぅ……貴方もせっかちな人ですねぇ」
艶めいた声を上げて僅かに喉を反らせる光秀は唇を紅い舌で湿す。
「ほら…そこのお嬢さんが真っ赤になっていらっしゃる」
ふぅ、と耳元に吐息を感じながら、569は彼女が指した方を見遣る。
「は、は、破廉恥でござるぅぅぅぅーっ!」
幸村は顔どころか全身を真っ赤に染めると、いきなり立ち上がる。
そしてじゃばじゃばっと湯を蹴立てて走り去っていく。
後ろ姿では分からないが、引き締まった腰から続く尻へのなだらかな曲線が色っぽい。
「あっ、ちょっとー、真田の旦那ぁー!」
隣に居た佐助が手ぬぐいを持って裸の幸村を追いかけていった。
主人とは対照的に凹凸に乏しいが、しなやかな動きをする腰にやはり目を奪われた。
「ふふっ、可愛らしい事」
うっとりとした表情で幸村と佐助の去っていた方向を見詰める光秀。
指を唇に当てて目を細め、569の首へと腕を回そうとした。
「…どうでも良いが貴様らは我らも居る事を忘れているだろう」
所構わず盛るなど獣め、と氷のように冷たい声が響く。
驚いた569が振り向いた先には、剣呑な表情で睨み付ける元就の顔があった。
「まあまあ、良いではありませんか、元就公」
くすくすと笑う光秀の声に更に眉間の皺を深くすると、彼女は立ち上がった。
何も隠していないので、569は思わずそのほっそりとした体をしっかりと下から上へと眺めてしまった。
しかし見下ろす氷の眼と目が合い、一気に569の体温は氷点下になった。
「行くぞ、元親」
このような輩と一緒に居たくない、と視線を背けると湯から上がる。
「ちょっと待て、せめて前ぐらい隠せよ、元就!」
見ているこっちが恥ずかしいんだ、と元親は文旦のような胸を手ぬぐいで気持ちばかり隠しながら追いかける。
ゆさゆさと揺れる胸を光秀のそれと比べてしまうのは仕方ない。
思わぬ目の保養に569がのぼせてしまったのはこの直後であった。

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