「!…っ」
「まつ、夫婦とは、こういう…ものなんだ」
「まつ、夫婦とは、こういう…ものなんだ」
犬千代の言葉がまつの薄い耳元をさらった。
きゅっと閉じた両脚のせいで、埋もれた性感帯。
ゆっくりとそこを、指先で撫でた。
きゅっと閉じた両脚のせいで、埋もれた性感帯。
ゆっくりとそこを、指先で撫でた。
「っ、はぁっ…ああっ」
「大丈夫か、痛くはないか…?」
「大丈夫か、痛くはないか…?」
溢れかえる蜜を指先で救い、小さな芽に擦り付けると、
まつがうつむいたまま肩を震わせた。
撫でれば撫でるほど、そこは硬く存在を主張する。
まつがうつむいたまま肩を震わせた。
撫でれば撫でるほど、そこは硬く存在を主張する。
「いぬちよさま、まつの、まつの…その…からだが、変にござりまする」
「心配ない、こういうことをすると、おなごはこうなる…らしい」
「心配ない、こういうことをすると、おなごはこうなる…らしい」
“らしい”と伝聞の言葉しか使えない自分が、情けなくも嬉しかった。
経験はないが、その分、初めての相手がまつなのだから。
経験はないが、その分、初めての相手がまつなのだから。
「まつの…ここ…が、すごく、ぬるぬるするのですが」
ここ、と恥ずかしそうに自分の陰部を指差した。
いつも男子のようにやんちゃに弓を引く手が、震えている。
いつも男子のようにやんちゃに弓を引く手が、震えている。
「安心しろ、病気ではない」
指をかたく閉じた女陰にあてる。
ひくひくと時折小さく動きながら、犬千代の指をとろとろと溶かしていく。
寸分の隙も見せぬ其処に、自分の太く無骨な指を一本入れることすら躊躇われた。
ひくひくと時折小さく動きながら、犬千代の指をとろとろと溶かしていく。
寸分の隙も見せぬ其処に、自分の太く無骨な指を一本入れることすら躊躇われた。
「いぬ、ちよ、さ…」
情欲を初めて覚え、快楽を求めるように。
それでいて、その自分に戸惑うように。
まつは、潤んだ瞳から涙を零した。
それでも苦しげな微笑みを浮かべ、彼女は夫を見上げる。
それでいて、その自分に戸惑うように。
まつは、潤んだ瞳から涙を零した。
それでも苦しげな微笑みを浮かべ、彼女は夫を見上げる。




