「あ…!やぁ……も……っ……だれ、か…」涙を流すまつに罪悪感の刺が小十郎を刺したが、それでも小十郎はもうこの思いを止める事など出来なかった。
まつの体の心地よさを中も外も存分に体感し、小十郎は少しずつ絶頂に向かっていった。
それは犯されているまつも同じで、夫以外の男に体を弄ばれ目茶苦茶にされているという事実が、まつに背徳感といつもとは違った快楽を与えていた。
(犬千代さま…ごめんなさ…)
「くっ…すげぇ…」
「あ!あぁぁ!やぁ…も、いく!いくぅ!」
終わりを告げるように、二人の息遣いは荒くなり、まつの口から漏れる言葉はより大きく高いものになった。
「ふぁ、ああ…やぁ!あ!あぁん!」
「出すぞ…!」
「だ、だめぇ!…なか、やめ…てぇ!」
その瞬間―、小十郎の猛った物がまつの中により深く突き挿れられれ、まつの体には目の前が霞む程の強い快感が全身を駆け抜けた。
「あああぁぁ!ああん!!いい!いい…!」
与えられた悦びに応えるように、まつが小十郎を今までにない程きつく締めつけ、小十郎もまた、大きな快楽を感じた。
「っ…まつ!」
後ろからまつを抱き締め、抱いている女の中に熱い欲望を放った。
「ああぁ!あつい…あつぃぃ!」
「まつ…!」
まつの体の心地よさを中も外も存分に体感し、小十郎は少しずつ絶頂に向かっていった。
それは犯されているまつも同じで、夫以外の男に体を弄ばれ目茶苦茶にされているという事実が、まつに背徳感といつもとは違った快楽を与えていた。
(犬千代さま…ごめんなさ…)
「くっ…すげぇ…」
「あ!あぁぁ!やぁ…も、いく!いくぅ!」
終わりを告げるように、二人の息遣いは荒くなり、まつの口から漏れる言葉はより大きく高いものになった。
「ふぁ、ああ…やぁ!あ!あぁん!」
「出すぞ…!」
「だ、だめぇ!…なか、やめ…てぇ!」
その瞬間―、小十郎の猛った物がまつの中により深く突き挿れられれ、まつの体には目の前が霞む程の強い快感が全身を駆け抜けた。
「あああぁぁ!ああん!!いい!いい…!」
与えられた悦びに応えるように、まつが小十郎を今までにない程きつく締めつけ、小十郎もまた、大きな快楽を感じた。
「っ…まつ!」
後ろからまつを抱き締め、抱いている女の中に熱い欲望を放った。
「ああぁ!あつい…あつぃぃ!」
「まつ…!」
体を重ねあったまま、二人はしばらく快楽の中を彷徨っていた。
それからどれほど時間が経っただろう。まつは眠っていた体を起し、辺りを見た。
いつの間にか衣服はちゃんと着ており、障子から差し込む陽の光は夕暮れを意味していた。そしてそこのすぐ近く―僅かに開けた障子戸から外を眺める男がいた。
「片倉殿…」
その声に気付き、男がこちらを向く。精悍で真直ぐなまなざしだ。
「目、覚めたか」
「…………」
「起した方が良かったか?」
何も答えられず、目を背ける。
抱かれたのだ、この男に―それも、快楽を感じながら。
いつの間にか衣服はちゃんと着ており、障子から差し込む陽の光は夕暮れを意味していた。そしてそこのすぐ近く―僅かに開けた障子戸から外を眺める男がいた。
「片倉殿…」
その声に気付き、男がこちらを向く。精悍で真直ぐなまなざしだ。
「目、覚めたか」
「…………」
「起した方が良かったか?」
何も答えられず、目を背ける。
抱かれたのだ、この男に―それも、快楽を感じながら。




