かすがは難しい顔をして腕を組んだ。
ぽちゃり、あたたかな湯が跳ねる。
ぽちゃり、あたたかな湯が跳ねる。
「上手は上手なんだが、こう、『気持ちいいんだろ?』的な…上から目線と言うか、あれがイラっとするんだ。
他の女の影が見える愛撫なんて、気持ちい通り越していっそ気持ち悪い」
「それは…確かに」
「いい気はしないわねぇ…」
「…嫌、かも…」
他の女の影が見える愛撫なんて、気持ちい通り越していっそ気持ち悪い」
「それは…確かに」
「いい気はしないわねぇ…」
「…嫌、かも…」
3人の同意を得て、「だろう?」とかすがは大きく頷いた。
「…ところで、ここの、奥州筆頭はどうなんだ?」
「…ロリコンとしか聞いていないけれど」
「…いつきちゃんには聞きづらいわねぇ…」
「…ロリコンとしか聞いていないけれど」
「…いつきちゃんには聞きづらいわねぇ…」
遠く湯気の向こう、伊達の居城を眺めるともなしに眺めながら、女たちはそっと溜息をついた。
「……あら?真田のボウヤ、名前、何だったかしら?」
「幸村か?」
「ああ、そう。彼は?」
「…童貞だと、思う」
「きっとそうでございまする」
「だろうな」
「…そうよね」
「幸村か?」
「ああ、そう。彼は?」
「…童貞だと、思う」
「きっとそうでございまする」
「だろうな」
「…そうよね」
満場一致の上で、湯気の中、甲斐の虎は実はかなりいける口らしいとか、ザビー教にはピンクな道具がたくさんあるとか、
根も葉もないうわさ話に花を咲かせた。
根も葉もないうわさ話に花を咲かせた。




