戦国BASARA/エロパロ保管庫

夜明け前

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佐助×かすがの過去の話●

●オリキャラ有り●

出て来るのは主にこの3人

【佐助】
  • かすがより年上で20代前半に年齢設定してあります
  • 過去に兄弟を亡くした設定になっています

【かすが】
  • 佐助より年下で10代後半に設定してあります
  • 孤児で佐助とは幼馴染みではなく修行仲間に近い設定にしてあります

【千代女】
  • 実在の人物ですがバサラ本編には出て来ません(オリキャラ)
  • かすがの師匠に設定してあります


物心ついた時、娘はもうそこに居た。信玄の義姪にして甲賀流の流れを汲む「巫女頭領」、
望月千代女の屋敷である。
娘はどうやってここに来たのかまるで記憶に無い。親兄弟と過ごした記憶はもっと希薄で、「泣いても腹は膨れない」と
誰かにいつも叱られたのは覚えている。
そんな娘と同じようにここへ来た子ども――女児ばかりだった――は、皆身寄がなかった。
「お優しい望月様は身寄りの無い子を集めてらっしゃる」
世間ではそんな声も聞かれ、これも信心深い武田家の施しだと人々は有り難がった。
だがそこで実際行われている事を外の人間は知らない。
集められた女児達は、まず篩いに掛けられる。
美しいか否か。機転が利くか否か。強靱な精神力が有るか否か。
そして見込の有る者が次の段階へと進んだ。
脱落者は機密保持の為、容赦無く斬り捨てられた。
「養子の口があった」「働き口が見つかった」と呼び出され、これは祝いだと言って普段は絶対食べられない菓子を
目の前に出される。十にも満たない子どもは無邪気に菓子を頬張る。
食べ切らない内に眠気に襲われ、菓子を手にしたまま昏睡に陥る。そこを一突きして殺すのだ。


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