そんな小十郎の心中を知るよしもない風魔は、むしろ見せつけるような艶めかしい腰使いで下肢をくねらせ、気持ちよさそうに瞳を閉じていた。
やがて、腰を浮かせると、その手が小十郎の一物を掴む。
小十郎も男であるから、こんな風にされれば、早く挿入したいという気持ちにもなったが、三月前にはあれほどきつかった未通の女陰が、容易くそれを呑みこむようになっていたらと思うと、やるせなかった。
顔も名前も知らない、いるかいないかも分からない風魔の相手に、小十郎は無意識に嫉妬していた。
やがて、腰を浮かせると、その手が小十郎の一物を掴む。
小十郎も男であるから、こんな風にされれば、早く挿入したいという気持ちにもなったが、三月前にはあれほどきつかった未通の女陰が、容易くそれを呑みこむようになっていたらと思うと、やるせなかった。
顔も名前も知らない、いるかいないかも分からない風魔の相手に、小十郎は無意識に嫉妬していた。
そうこうしているうちに、男根の先端に肉襞が絡んできて入口に導かれる。
が、そこから先は、まだ固く閉ざされていた。
だというのに、風魔は無理やり腰を落とそうとする。
「っ!」
当然のごとく、彼女は痛みに顔をしかめた。
「おい! ちゃんと、ほぐしてからにしろよ!」
思わず口を挟むと、風魔に下目で睨まれる。
それでも小十郎は、内心で安堵して密かに息をついた。
この身体は、まだ自分しか男を知らないのだと思うと、単純に嬉しかった。
が、そこから先は、まだ固く閉ざされていた。
だというのに、風魔は無理やり腰を落とそうとする。
「っ!」
当然のごとく、彼女は痛みに顔をしかめた。
「おい! ちゃんと、ほぐしてからにしろよ!」
思わず口を挟むと、風魔に下目で睨まれる。
それでも小十郎は、内心で安堵して密かに息をついた。
この身体は、まだ自分しか男を知らないのだと思うと、単純に嬉しかった。
一方の風魔は、煩わしそうに右手の籠手を外し始めた。
籠手袋もとり、剥き出しになった指を女陰にあてがう。
「ぁっ……」
風魔の唇から甘い息が微かに漏れた。
小十郎はホッとしたのもつかの間、自分の腹の上で自らを慰める女を見てげんなりした。
何が悲しくて、お預けを食らった上に、このような間近で女の自慰を見せつけられなければならないのかと。
卑猥な水音までたてて、薄く色付いた花弁に白い指が出入りする様を見ていると、いやが応でも劣情が高まってしまう。
「っ…ぁ……んっ」
風魔はわざとなのか、はたまた小十郎など眼中にないのか、彼を放置して一人の世界に入っていた。
無暗に手を出せば、また蔑んだ目で見られてぱりしと叩かれる気がしたので、小十郎は駄目元で「俺にやらせろ」と提案だけしてみた。
陶酔していた風魔の視線が小十郎に合わせられる。
睨まれるかと思ったが、風魔は女陰を弄っていた手を止めると、反対の手で小十郎の陣羽織の襟元を掴んで上半身を起させた。
風魔が立ち上がると、その下肢が小十郎のすぐ目の前にくる。
小十郎は何も言わずに、蜜に濡れた秘裂に舌を差し入れた。
籠手袋もとり、剥き出しになった指を女陰にあてがう。
「ぁっ……」
風魔の唇から甘い息が微かに漏れた。
小十郎はホッとしたのもつかの間、自分の腹の上で自らを慰める女を見てげんなりした。
何が悲しくて、お預けを食らった上に、このような間近で女の自慰を見せつけられなければならないのかと。
卑猥な水音までたてて、薄く色付いた花弁に白い指が出入りする様を見ていると、いやが応でも劣情が高まってしまう。
「っ…ぁ……んっ」
風魔はわざとなのか、はたまた小十郎など眼中にないのか、彼を放置して一人の世界に入っていた。
無暗に手を出せば、また蔑んだ目で見られてぱりしと叩かれる気がしたので、小十郎は駄目元で「俺にやらせろ」と提案だけしてみた。
陶酔していた風魔の視線が小十郎に合わせられる。
睨まれるかと思ったが、風魔は女陰を弄っていた手を止めると、反対の手で小十郎の陣羽織の襟元を掴んで上半身を起させた。
風魔が立ち上がると、その下肢が小十郎のすぐ目の前にくる。
小十郎は何も言わずに、蜜に濡れた秘裂に舌を差し入れた。
ぴちゃぴちゃという水音が辺りに響いていた。
右手で風魔の左太腿をあげさせて、開いた襞の間に舌を往復させる。
時折、舐めとった蜜を薄い若草に埋もれた陰核に塗りつけては転がした。
風魔は声こそは出さなかったが、とめどなく愛液を滴らせて、内腿の筋を痙攣させていた。
舌だけでは埒が明かないので、左手の籠手を外して指を使うことにする。
「あっんっ」
入口を指でほぐすだけで風魔の反応が変化した。
一人では立っていられなくなったのか、小十郎の肩に片手をつく。
逃げ腰になるのを引き寄せて、指を一本挿入すると、風魔は上体を反らして必死に声を堪えていた。
呑みこまれた指がぎゅうぎゅうに締めつられて、小十郎は口角を持ち上げる。
放置されて固さを失っていた一物が、また熱を持ち始めた。
「っ…くっ……ぁ」
口と指で、小十郎は丹念に風魔の女陰をほぐしてやった。
指を二本に増やして、狭い膣内を広げてやる。
一度イかせてやろうかと、陰核に舌を押しつけたところで、いきなり風魔が小十郎の頭を鷲掴みにして引き剥がした。
「……なんだ、もういいのか?」
こめかみに立った青筋をなんとか引っ込めて、小十郎は風魔を仰ぎ見る。
すると、風魔ががくりと膝を折り、小十郎に抱きつくような格好で膝立ちになった。
甘えるようにすがりつき、切羽詰まった荒い息を小十郎の耳元で繰り返す。
もう余裕がないのだと察して、小十郎は頬を緩めた。
耳をくすぐる熱い吐息に、ここが室内であれば、小十郎は問答無用で風魔を褥に押し倒していることだろう。
が、ここはれっきとした屋外だ。
右手で頭を撫でるにとどめると、風魔はさっと顔をあげてその手を振り払った。
やれやれ。そう思って、主導権を風魔に返す。
右手で風魔の左太腿をあげさせて、開いた襞の間に舌を往復させる。
時折、舐めとった蜜を薄い若草に埋もれた陰核に塗りつけては転がした。
風魔は声こそは出さなかったが、とめどなく愛液を滴らせて、内腿の筋を痙攣させていた。
舌だけでは埒が明かないので、左手の籠手を外して指を使うことにする。
「あっんっ」
入口を指でほぐすだけで風魔の反応が変化した。
一人では立っていられなくなったのか、小十郎の肩に片手をつく。
逃げ腰になるのを引き寄せて、指を一本挿入すると、風魔は上体を反らして必死に声を堪えていた。
呑みこまれた指がぎゅうぎゅうに締めつられて、小十郎は口角を持ち上げる。
放置されて固さを失っていた一物が、また熱を持ち始めた。
「っ…くっ……ぁ」
口と指で、小十郎は丹念に風魔の女陰をほぐしてやった。
指を二本に増やして、狭い膣内を広げてやる。
一度イかせてやろうかと、陰核に舌を押しつけたところで、いきなり風魔が小十郎の頭を鷲掴みにして引き剥がした。
「……なんだ、もういいのか?」
こめかみに立った青筋をなんとか引っ込めて、小十郎は風魔を仰ぎ見る。
すると、風魔ががくりと膝を折り、小十郎に抱きつくような格好で膝立ちになった。
甘えるようにすがりつき、切羽詰まった荒い息を小十郎の耳元で繰り返す。
もう余裕がないのだと察して、小十郎は頬を緩めた。
耳をくすぐる熱い吐息に、ここが室内であれば、小十郎は問答無用で風魔を褥に押し倒していることだろう。
が、ここはれっきとした屋外だ。
右手で頭を撫でるにとどめると、風魔はさっと顔をあげてその手を振り払った。
やれやれ。そう思って、主導権を風魔に返す。




